その2、礼文島

homeへ


フェリーから降り立った礼文島は雨に包まれていた。当然と言えば当然。わずか船で40分のところでお天気が変わるはずもなし・・まず、昼食の場所、島の北部にある金田岬へ。ここでウニ丼ですよ〜
これは絶品。ウニはあんまり好んでは食べたことがなかったのですが、なんと、なんとこれはいける。(^・^)
あんまりおいしくて写真に撮るのも忘れていました。。
せめてバフンウニの姿をひとつ。


外に出ると激しい雨と風。傘の骨がひん曲がってしまった。バスに乗る前にどうしてもツリガネニンジンを撮りたくて・・・




どの写真も・・・景色も霧でかすんでいるのですがレンズにも雨があたって最悪のコンディションです。
見にくくてごめんなさい。m(__)m



スコトン岬

スコトン岬・・礼文島最北端

うっすらと見えるのがトド島。晴れていればサハリンが見えるという。
もう何年前になりますか。大やけどをおって日本に運ばれて、治療をうけて元気になったコンスタンチン君のいるところですね。無邪気な愛くるしい笑顔に、よかった、よかったと思ったものです。
どんな青年になったでしょうか。
以来、サハリンには親しみを感じています。
近くまで来ましたよ〜〜

雨の中にツリガネニンジンが・・・
また写したくなってね。きれいな青色に惹きつけられます。
でもどういうわけかレンズの扉が全部開きません。
濡れてしまったせいでしょうか。??
車が来てもひょこひょこ歩いています。あぶない、あぶない。
これはくちばしと足の色の特徴からオオセグロカモメかな。
このお天気ではこんな写真がせいいっぱい。


澄海岬(スカイ岬)
    ここも雨と霧で・・・



手前の白い穂はチシマワレモコウ
黄色はトウゲブキ


アサギリソウの自生の姿です
こちらの園芸店でも普通に売られているけれど
ほんとは岩場にたくましく生きているんだ
金網のネットをものともせず
この葉はなでなでするとやさしい感触なのです
うちにもありますよ〜
カセンソウ?
葉は似ているが花が開いていないので?

ここにもシロヨモギ

トウゲブキ



これがレブンウスユキソウ
レンズがくもっていますm(__)m


ここのおみやげものやさんで何種類かの苗や種を売っていたけれど買いませんでした。
やはり礼文にあってこその花たちですもの。

宿・・・ホテル礼文
一行はここと姉妹ホテルの花れぶんに分宿 、満室で添乗員さん一人だけどこかの民宿へ。(>_<)


部屋のテーブルの上にこんなものが!女将さんのお心づくしです。



わあ 今日もごちそうだ〜シアワセ〜

夜、ホテル主催の花ガイドの専門家による礼文の花たちの写真の解説がありました。
ワイルドにおひげをたくわえた若者です。豊かな知識とユーモアがあり、1時間はあっという間に過ぎてしまいました。
花ガイドの仕事をしている人はほとんどが島外から(外国人も!)来ているのですって。春に島に入り秋には去って行く季節労働者のようなものだそうです。でも礼文をこよなく愛していることがひしひしと伝わります。ちなみに彼は群馬県から来ているそうです。
なおこのホテルは早朝桃岩散策のサービス(無料)があります。

桃岩散策

8月3日

あさ6時に宿を出て桃岩に散策。ここはもっとも楽しみにしていたところです。(ツアーに組み込まれていたコース)
行けるところまでバスに送ってもらって後は花を見ながらの歩きです。約1時間。
はい。この日も雨。しかも霧が深いです。。
ほんの足もとの花しか見えない状況です。傘なんてさしていられないからヤッケと帽子で一生懸命写真を撮りました。
写真を撮っているとすぐに遅れてしまうので小走りで追いつきます。でもちょっと遅れると一行の姿も見えなくなるのです・・・
あそこに猫岩が・・・と言われてもまっしろけ・・・

そんな中での写真ですが見てくださいね。

  




  

風の中で エゾカワラナデシコです
でも冷たそう・・・



エゾゴマナ チシマワレモコウ エゾノコギリソウ オオダイコンソウ
ミヤマアズマギク? オニシモツケ? キンミズヒキ

ヨツバシオガマの葉 ←

つぼみがかわいい
ヤマハハコ
ヨツバシオガマ花のあと
イブキトラノオ チシマアザミ


エゾニュウ

巨大な花でもやっぱり赤ちゃんは赤ちゃんね



セリ科のいろいろ・・・大きいものから小さいものまでたくさんある。見分けるのはちょっと大変。というかお手上げです。

本を見て羅列だけ・・・

エゾニュウ・・・最大
エゾノシシウド
オオハナウド
オオカサモチ
エゾノヨロイグサ
ハマボウフウ
マルバトウキ
シラネニンジン・カラフトニンジン・シャク・・・などなど



イブキジャコウソウ


可憐な花が鮮やかなピンクで迎えてくれました


遠い上、霧が濃くて・・・これが自生地の姿です↓
イワベンケイソウの自生(オレンジ色) レブンウスユキソウ




          ミソガワソウ                        アサギリソウの生えた岩場



チシママンテマ






さようなら礼文島



付録 宗谷岬へ

稚内港
右の長い構造物は北防波堤ドーム
ローマ建築風
間宮林蔵(1780〜1844)がカラフトへ船出した地
カラフトの探検、測量、地図、間宮海峡

宗谷岬



ここの花はとびきり大きく、まるでルドベキアが
咲いているようです。エゾオグルマでいいのかな?
碑の後ろに咲く花
これぞほんとうに最北の花



     



とげとげは不明
手前の白い花はシカギクか

岬の丘

宗谷岬のそばの丘
作物が育たないので広大な草地を利用して
宗谷黒牛を放牧しています
コウゾリナ?→
ヘラオオバコ


チシマワレモコウ


クサフジ
色がきれい
草原の中でひときわ目立ちます。似ているものを較べてみましょう。

クサフジ


上のクサフジとよく似ているマメ科の花の比較


葉の大きさからヒロハクサフジとみていいか?クサフジより丸く、ハマエンドウほどは広くない(利尻沓形海岸)

           本によると「ヒロハクサフジは小葉が幅広く、6〜7対と少ない」と書いてありますが・・・



これはハマエンドウ(利尻沓形海岸)

ほかにもエゾノレンリソウも似ているという・・・確認できず 参考まで





反省・・・写真は花だけでなく葉もわかるように撮るべし

もう一度行きたいな
同行の夫もそう言っています




おねがい
間違いや?を付けた名前が
わかりましたら教えてくださいね
おつきあいいただきありがとうございましたm(__)m

 その1,その2