その7、ナロジンからウエーブロックへそしてパースに戻る  10月17日

ここナロジン(NARROGIN)はアルバニーから北、パース東南の内陸部にある。朝晩の気温がグンと冷えると聞いていた。
結構寒くてエアコンを入れる。バス、トイレが広くて冷え冷え、モーテルはたいていシャワーだけなので日本のお風呂が恋しい。パースのホテルに帰るとバスタブがあるのでそれは楽しみである。(パースは来た夜と明日あさっての3晩同じホテル)
前のアルバニーではベッドに電気毛布が入っていて心地よかった。

ナロジンのモーテル


 
                           タチツボスミレね

           こんな建物がたくさん並んでいる
           手前はミッチさんとガイドさん


 

      ピンクのボトルブラシ こんな色もあるのだ                  Grevilleaかな?


朝食前の散歩


ホテルの横の道を渡って林の中へ。おやおやここにも珍しい植物が。夢中で写真を撮り、朝食の時ガイドさんに報告。
そうしたらもっとたくさんのステキな花を見つけたご夫妻がいた。10分ほど歩いたところだが、早朝ここまで散歩に来たという。食事もそこここにガイドさんとその方と、それに私がくっついて下見に行った。
「これはいい!」とガイドさん。急遽見学の追加が決まった。

私が見つけた植物
 
                                 グラスツリーの草版?てっぺんが欠けているm(__)m


 

         比較のためのたねまきの足                        アップするとこんな花


場所はこんなところです。こちらが林。

道の向こうがモーテル 
かなり広い道ですが右を見て左を見ても1台も自動車がきません。こんな横断はラクねえ。

P、ブルーレシュノーティアを見た ナロジンのモーテルのそば
仲間が散歩でみつけたというスポット



 
ブルーレシュノーティア 
  これは日本では初恋草として売られているようだ。でもこの花、日本では夏が越せないのよねえ。
気候がちがうのでしょう


 

もうみんな大喜び 入れ替わり立ち替わり記念写真


マット・トリガープラント


 

       クイーントリガープラント   スノーエバーラスティング


 
     ダンピエラ                            ホワイトバンジーン

 この林の中は舗装はされていなけれど、まあまあ広い道が通っていた。そこでバスが入って行ったのよね。
さあ帰ろうとして、一方通行の表示があったのでさらに奥の方へ進んでいった。
ところが、なんせこちらは大型バス。動けなくなってしまった。側の木の枝がとびだしている。運転手のミッチさんとガイドのhujita氏、それに添乗員のS嬢ももう必死。ついにガイドさんは木に登り枝をなんとかして(見えなかったので)小刻みに動き、やっと通過。おもわず拍手がわき起こる。じつはその後でももう1回そんなところがあった。「拍手が早すぎた」とミッチさん。
まあ無事広い道に戻れて、やれやれだった。「サルみたいに木に登ったのははじめてです」とガイドさん。
ミッチさんの運転が大変うまかったということに尽きると思う。ごくろうさま。

そのへんのやりとりはジョークも交えて、けっこう大変な状況だったにもかかわらず、うまく切り抜けてくれた。感謝。

ちょっと道草を食ってしまったが、また泊まったモーテルを左に見ながら、一路ウエーブロックの方向に急いだ。


トイレ休憩のまち・・Pから約30分後の地点 Wickepin 鉄道が走っている


空気も澄み切っていてラベンダーの色もあざやか


 

      郵便局 旅慣れたご夫妻ははがきを出しに行ったそう
      さすが!


Qウエーブロックに近い道沿い 上のまちから約1時間30分後


どんどん東、奥地に進む。赤茶けた大地。草も枯れ色。雨が少ないのだろう。これからさらに東へ行くと金鉱がある町があるとか。内陸部はほとんど砂漠で人も住めなくなる。道路沿いに大きいパイプが平行して走っている。
これはそんな東部に住む人のために送られる水。命の水。


こんな場所です。この左側
ファイヤーフラワー


 


 

ホップスフラワー


 


 
                           ウエルスダンピエラ
                                   この花 覚えておいてね。旅の最後で出てきますよ。

付録 ウェーブロック Qから約30分後

いよいよ到着。どんなものか早く見たい。まずはトイレに行って、準備を整える。
なにやらネットのようなものを取り出して帽子から垂れ下がらせているひと。スカーフをかぶるひとあり。
へぇ〜と不思議そうにそのいでたちを見ていた。
ここはハエが多くて顔や服ににまとわりつく。そのハエよけなんですって。旅慣れたひとはやっぱりちがう。


波が立っているような巨大な岩の壁

この左側から入っていき、右へ歩いて、右の壁を上って岩の上に出る。そして左に下りて来るというコース。

@見えて来ました Aへえ〜これですか
Bちょっと記念写真 Cここの右を上る
D岩の上には意外にも貯水池
ここは水は貴重なもの。岩の縁にコンクリートで固
めた小さい塀がつくられていて、雨水をこちらへ流
して集めている。岩が浸食されるのを防ぐ意味
もあるとか、言っていたっけ?
D上は結構広い、なだらか
F後の湿地帯のように見えるものは塩水たまりこれが広がってだんだん植物も枯れているという G上に人工的な壁が見えるでしょ
景観上はどうかと思うけれど背に腹はかえられないのかな。
ここを下りるとき、ツアー仲間の女性がゼントルマンに手をひかれてそろり、そろりと下りてきた。
外国の男性はとってもやさしいのだ(~。~)。



ウェーブロックのそばにあった植物


   ドドナエアの花に似ているが・・・                       一面黄色できれいだった
                                         これもエバーラスティングの仲間?

OH!この色!


 

      近くにある「カバのあくび」という岩              中央のピンクに見えるのはピグフェイスの群生
      どこが?


 

こんな景色の中を走ります。                  長方形に見えるのは干し草の固まり

Corriginのまち カバのあくびから1時間10分 トイレ休憩


R犬の墓のそば(上のまちから10分後の地点)

 

こちらの国の人は、犬をとてもかわいがります。こんなお墓がつくられています。
この前に車を止めてワイルドフラワーのスポットへ。


 
右手奥が自生地
Wild Flower Drive 4.1km→という看板があります



ここで見た花・・・陽ざしが強すぎて色がきれいに出ません・・・
 

 


 

             フェザーフラワー


 



花のなかにこんなものが・・・
これ・・ きっと・・ あの・・
カンガルー?



 




 

                                 Mulla Mullaの一種?


Sスモークブッシュがなびく   Rの地点から30分後


 

                             スファエロロビウム・メジウム、マメ科


これもコーンフラワーか?



 

フェザーフラワー



道路を距てて反対側 こんな景色がひろがっています。↓



スモークブッシュ



パース 夕景 やっとパースに帰ってきました。 バスは久しぶりに信号で止まりました。

 


Perth Anbassador Hotel 

明日はピナクルズ・・・旅も終わりが近づきました。

その8へ(次回で終わりです)