その2(前編),9月22日
Kalbarri(カルバリ)の朝 トップの地図の6−B
海は青い!天気は上々!さあ行こう!
カルバリ国立公園
手つかずの自然がそのままの広大な公園。琵琶湖の4倍の面積があるという。
これから観光スポット、ネイチャーズ・ウインドウとZベンドに向かう。
公園入口で小さな小屋があり係員が座っている。運転手のマイクさんが降りて通行手続きをする模様。なにやら長引いている。ガイドさんも降り話を始めた。ああ、ワイルドフラワーのスポットを教えてもらっているのかな?と思っていたがまたマイクさんが車に戻り車の書類のようなものを持って小屋へ。花の話にしては笑顔がない。なんだろう?
やっと車は動きだした。ガイドさんの説明によると、通行許可の何かの書類が足りなかったらしい。今日の係員は杓子定規の頑固な人だったそうだ。やれやれ。。それだけ自然を守る気概にあふれている係員ということか。
どこまでもつづくなだらかな地形。もうこのあたりは雨が少なく地面に這いつくばったような木ばかり。走る窓からはワイルドフラワーのようなものはあまり見えない。
Cネイチャーズ・ウインドウの周辺
駐車場から5、600mほど歩いて行くのだが、その足下によく見るとかわいい花がいっぱい。思わずかけ寄ってしまう。
ワイトチア これもエバーラスティングの仲間
乾燥した、岩だらけの地形をものともせず、花をつける生命力に感心してしまう。小さなドライフラワーのような花。
↑もこもこは何?
パラキーリア
マーチソン川と雄大な景色
これがネイチャーズウインドウ 窓ですね
岩は固くしっかりしている。崩れるおそれは感じられなかった
こんな地層、おもしろいね
渓谷を流れるマーチソン川。水がこんなに少ないのは初めて見たとガイドさんが嘆いていた。。
もう雨期は終わったそうだ
地殻変動?スゴイ景色
こんなところにもケープウィード わずかな隙間に・・う〜んたくましい!
おほっ!かわいい〜
白いもこもこは?蔓性、右はアップ
こんな風に咲いている
DZベンドへ向かう道
渓谷がZ状に見えるというもの。上空からでないとわからないね
ネイチャーズウインドウの近く。駐車場からやはり4,500m歩いて行く。なだらかな下り。
その両側には花がここにも、そこにも。
おお〜ここにもあった。トワイニングフリンジドリリー 蔓性のほう 楚々とした姿(~。~)
ボトルブラシの仲間 マートルの仲間
ちっちゃい花、青い花ですよ〜
いかに厳しい環境かということでしょうか
おや、だれかさん?
パラキーリア ?
ピンクポッカー 白とピンクの花の大木はワイヤリーハニーマートル
こんなに背が低いよ これも花?
スコエニア?
ピンク スティッキーエバーラスティング
ハケア 花に較べてなんと実が大きいこと!
この実は火事に遭わないと発芽しない トール・ラビケア
この黄色はまたちがう花
再びバスに乗り込んで、国立公園の中をどんどん走る。白いこんもりした花?何かひかれる幻想的な風景。
Eコモン・スモークブッシュがなびく
ここで道をちょっとそれて途中下車。
走っているバスからはよく見えないのだけれど、歩いてみるといっぱい花が見つけられる。
こんなところ この辺りの土(砂地)は白い。道の両側の茶色はボーキサイトが道路の両側にはかならず敷いてある
風が強いため砂がまき上がるのを防止、雨期の排水。 この国は地下資源は豊か
クロー・フェザーフラワー(黄色が日がたつにつれて赤っぽい茶色に変わる)
ゲレツノウィア(ミカン科)
マートル?
スターフラワー
パープル・フラッグ
コモン・スモークブッシュ
後編
Fオートキャンプ場にて
今日の昼食はお弁当。それをどこで食べるか、ガイドさんは3カ所ほど候補にあげて考えてくれているらしい。
花の状況とも相談する。その候補地の一つ、国道1号に出てマーチソン川のそばに近づくと道路の両側に黄色や白の小花がびっしり咲いているのが見えてきた。下の写真、見えますか?クリック
ウン、咲いている。咲いている。バスは交通量の多い国道1号をそれて中に入って行った。そこにはオートキャンプ場があって、トイレの施設もある。花も咲いているしここに決定。
これがお弁当。三々五々、草の上などに腰掛けて食べた。ほんとはもうひとつサンドがあったのだ(食べてしまった(>_<))。左上の黒っぽいものはチョコレートケーキ。
I've had enough, thank you.
前にある川は流れがなくてよどんでいる。少々ほこりっぽいのが気になったがこれも雨が少ないせいだろう。そんな中でフレッシュな大きないちごが印象的だった。下は座った場所のすぐ横にあった花。
お弁当もそこそこに花を見に行く
ここは一面白い花が目立っていた。
このふわふわはムラムラ Mulla-mulla
フランネルブッシュ
こんな車があった。衛星アンテナになんとソーラー発電機?もうここに根が生えているんじゃないか。
キャンピングカーで旅をする人が多いそうだ。広い大陸ということもあってか、2年も3年も自宅には帰らないという。
考え方もスケールがちがいますねえ。これはMAZDA車ですよ。
それから元の道に戻って北へ向かう。
GBillabong Road House Fから約1時間半後の地点
ロードハウスに寄る。「あそこに咲いていましたね♪」とFujitaさん。ここは予定通りのお花のスポットらしい。
まずはトイレとお店に寄る。アイスキャンディー(スティックに氷を巻き付けたようなもの)を買って食べた。1個が4ドルか5ドルだったか。高い!高い!とFujitaさん。奥地に行くほどむちゃくちゃですわという。100kmもそれ以上も走ってやっと人がいるロードハウスだから、ほかに買うところもないし値段も言われるがままということなのかもしれない。まあ仕入れだって大変だろうし・・・
さきほどバスからちらっと見た草地へ歩いて向かう。
「これはポンポンですね」とガイドさん。さっきは「ムラムラ」・・・おもしろい、でもわかりやすい名前ですこと。
pom pom これもエバーラスティング
これはコットンブッシュですね。Fujitaさんはいつも図鑑を何冊も持って確認してくれる。
こんな場所
この辺り、土(砂)は一段と赤茶けている 鉄分が多い土地
なんだったっけ?氷のような何かがつくとかなんとか・・・・ね?Fujitaさん。
小さくても大手を振って生きている フランネルブッシュ これはちょこちょこ見かけるね
またこんな景色がずっと続いている。「あっ山羊ですね」とガイドさん。
赤茶色の土、背の低い木、そんな中で真っ白い山羊がよく目立つ。高速でバスは走るため山羊の写真は撮れていない。
これはかつて飼育する為にヨーロッパから持ち込んだ山羊が野生化して荒野のなかで生き延びているという。わずかにある草や木の芽を食べて生き、繁殖をしてきたのだろう。
これもまたたくましい生命力に驚いてしまう。
本日の宿泊地デナムが近づいてきた。1号線から左折してシャークベイの方向に入った。
時間に余裕があるため明日の予定だったシェルビーチに今日行くことになった。
Shell Beach(シェルビーチ) Gから1時間半後
その名の通り貝殻でできた海岸である。それが真っ白で、海が真っ青なものだからそれは美しい。
同行者のなかに、飛行機からこの海岸を見てどうしても行ってみたくなってこのツアーを探して参加したと話すかたがいた。とてもうれしそうだった。(^・^)
こんな貝殻で出来ている 拾って帰ってもいいとのことで少しビニールに入れた
Denham(デナム)・・・topの地図5−A 今夜の宿泊地 シェルビーチから30分ほど
人口700人という小さな町。漁業で成り立っているのだろうか。
モンキーマイアの近くで30人余が一度に泊まれるモーテルは少ないようで、ここはJTBも初めて使うということだった。平屋建てが多いモーテルのなかで、唯一ここは二階まであり荷物を持ち上げるのがちょっと大変。
モーテル事情とここのシャワールームで困った話、BBSのアロマさんへのお返事でご披露したのでコピーしておきますね。
モーテルですが、パースを離れるとホテルらしいホテルはあまりなくて(私たちのツアーで利用できる金額に見合う?)、昨年もそうでしたが今回もパース以外は全てモーテルでした。でもね、部屋は広くて(たいてい平屋建て)設備もしっかりしています。ただバスタブがないのはどこもそうでした。お風呂大好きの日本人には物足りないかな。
ですからレンタカーで巡ったわけではありませんのよ。夫はバスで居眠りもできましたわ〜(~。~)
シャワーはご存じのように高いところにつくりつけで、いきなり天井から降ってくるかんじですね。ハンディーシャワーに慣れている者にはちょっと使いづらい・・・おまけに1カ所、シャワーのハンドルが入り口正面の奥にあって、ひねりにいくと、いきなり冷たい水をかぶってしまって(逃げられない)、キャーと叫んだところがありました。hotにしていても最初は水が出ますものね。おまけにカーテンにむけて水がとぶので床はずぶぬれ・・・ハンドルは横からひねることができるようにして欲しいと節に思いました。(帰りの飛行機のなかでこのことをJTBのアンケートにも書いてしまった・・・笑)
それも今では楽しい思い出です。
キャーと叫んだのがここのモーテルだった。
スーパーマーケットがそばにあったので行ってみた。
野菜のお値段が気になって写してきた。主婦ですねえ。。
卵1パック4.2ドル 1ドル105円で計算すると441円。日本だと240円(コープこうべLサイズ)くらいだから高いですね。ジャガイモ1袋2.29ドルで292円。
HERITAGE RESORT泊