2010,7,22
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もうおなじみの伊吹山です。
でも7月のこの時期は初めてなので、いつもと少しちがう景色や、初めての花、新鮮な花にも会えました。
折しも梅雨が明けて猛暑が続いていて、そんな下界からしばし逃避を果たしました。(^^)
まずはお弁当で力をつけて、いざ山頂をめざします。
と言っても9合目までバスが連れて行ってくれるので、上りは西遊歩道(登山道と言わないのがミソ)で40分。
気ままに写真を撮りながらですからもう少しかかったかもしれません。
石がごろごろしていて少し歩きにくいですが、老いも若きも気軽に行けるお山です。
でもお嬢さん、ヒールのサンダルは×ですね。
伊吹山のレポート、またかとお思いかもしれませんね。
ところが、年も違えば、時期も違うし、見る私の目も違う。今年の様子をやはりお伝えしたいと思いました。
おつきあいくださいませ〜
西遊歩道を上ります。
クサボタンはまだ ツルニンジンもまだ
アカソはまだこのくらい シモツケソウはこれから
ギボウシはさかり タカトウダイ
コオニユリ たった1ヵ所見つけただけ ホタルブクロ 旬の花
クガイソウ(葉が輪生)は新鮮、これからですね。初々しい青。似ているルリトラノオ(葉が対生)はまだ見えず。
シシウド
メタカラコウ
クサフジ 新鮮で色がよい これまでで一番きれいだったかな。白い(うすいピンク)穂はイブキトラノオ
アジサイの仲間もまだきれい
大柄な植物シシウド
ゲンコツ→爆発
下から見る→上から見る
広い草原にシシウドのある風景
ほぼ頂上近くに来ました。
フウロソウの仲間 今回はグンナイフウロは見えず。
ヒメフウロ ハクサンフウロ?エゾフウロ? イブキフウロ 花びらが3裂
キバナノカワラマツバ 見頃で大変目立っていました。こんなにきれいで多いのははじめて。
ウツボグサ 横から 上から
ワレモコウ まだ少ない キリンソウ
不明1 右は葉のつきかた カノコソウか?
不明2 キヌタソウ?葉が輪生 キバナノレンリソウ(信長の伊吹薬草園の名残とか)
カラマツソウ 葉もばっちり写しています 初めて。多分。 カワラナデシコ
シュロソウのまわりはシモツケソウ
2週間もすれば一面ピンクになるはず
むこうに頂上の小屋 歩きやすいなだらかな道
下を見る
くねくねは登山道 滋賀県側
私はここを一度も登ったことはありません 3時間ですって。しかも急坂。
こんな道もあります↓ 一番歩きにくいところ 上2枚の写真はここから見たもの
ここにもキバナノカワラマツバ ここも道です ↑いつもツリガネニンジンがあるのだけれどまだでした。
キンバイソウ こんなにたくさん見たのははじめてかな?、つまりトロリウス。今年家でも苗を購入、咲かせました。
ただし同じ種類かどうかはわかりません。これほど花が大きくなかったような・・・
豪華な花で色も目立つし存在感抜群ですね。
家で咲いたトロリウス(キンバイソウ)↓西洋キンバイソウ?
2010、06、01
イブキトラノオ これも旬!
草原にとても目立っていました
シモツケ(木本) イブキジャコウソウ
頂上でイブキジャコウソウを見たことだし、集合時間も近づいたし、こんどは20分の中央遊歩道を下ります。
ここは9月初めに来てサラシナショウマの一大群落を見たところ。あれはすばらしかった!
帰りは中央遊歩道
中央遊歩道下り
駐車場が見えてきた
ちなみに東遊歩道を通れば下り1時間かかるので今回はパス。
最後にもういちど見上げるとシモツケソウが。一面ピンクで覆われる日も近いことでしょう。
虫特集
アザミ・・・伊吹山にはたくさんの種類のアザミがあります。どれも虫たちにとってはおいしい蜜源なのでしょうね。
イブキアザミ、コイブキアザミ、ミヤマコアザミ(これらは伊吹山の特産種)
タムラソウ(花は似ているがトゲがない)
セセリチョウ(キマダラセセリ)
ヒョウモンチョウ
セセリチョウ(イチモンジセセリ)
キアゲハ
キアゲハの裏側
身体を埋め込むハチ
メタカラコウに
?シロチョウ(モンシロチョウより大きい)
ここにもセセリチョウ(キマダラセセリ)
アサギマダラ 海を渡るチョウ 夫の撮影 別行動も収穫あり(笑)
アサギマダラについては以前トピックスにまとめています。こちらへどうぞ。
これまでの伊吹山の記録
2005年8月9日 2005年9月2日、2007年8月9日、(「花の旅」の中)
2006年は花日記の8/23付け 2009年は入院のため行かず・・・
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