20070426
私にとって幻だったギフチョウに会うことができました。\(^O^)/
BBSでおなじみのチョウ博士K様のご好意で実現したものです。
ギフチョウは絶滅危惧種に指定されていて、ちょっとやそっとでは見ることができません。
生息地についてはインターネット上で公表はできませんのでご了承下さいませ。
ギフチョウは桜の咲くころだけ見られる蝶で「春の妖精」とも呼ばれています。
図鑑の出典
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/insects/card/0232.html
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ギフチョウの写真
←これは私が撮影したギフチョウです。
明るい林の中をひら〜り飛んでいました。枯れた落ち葉に止まるとなかなか見えません。息を殺して近づこうとするのですがシャッターチャンスが難しいです。これは少し離れたところから撮り、トリミングしてあります。この日ギフチョウが撮れた唯一の写真です。
止まるときは羽を開くので模様ははっきり見えますね。
幼虫の食草・カンアオイを見つけたいと、水辺にあたりをつけ、沢づたいに少し山に入りました。
ありましたよ〜。おまけに葉の裏を見ると真珠のような卵を7つ発見!それにしても広い山のなかで人も見つけるのが大変な、わずかに生えているカンアオイをどうやって見つけるのでしょうね。
卵が孵ったらすぐに食べて大きくなれるようにこの葉の裏にお母さんは産卵するのです。賢いですねえ。(~。~)
自然は不思議がいっぱいです。
食草・カンアオイ
←これがギフチョウの卵です。
K様によると
「 緑色がかった色なら産みたて卵、黄色っぽくなっていたら時間がたった卵、黒ずみかけていたら孵化間近です。
でも、もう間もなく孵化するはずですよ。1週間後なら、ちいさな黒い毛虫が、葉っぱの裏に行儀よくならんでいるでしょう。」とのことです。(4月26日)
K様をはじめとして専門家が調査されているのですが
「 実はあの谷筋では、この間の休みに卵調査をしました。44か所の葉で、合計300以上の卵をみつけています。やっぱり産卵にはお好みの葉っぱがあるようで、同じ葉に何度も産卵しているものもあります」
300以上もありましたか。でも無事成虫になるのはほんのわずかなのでしょうね。大事に見守りたいですね。
そして「初めてで卵を発見されたとは、強運です。」と言ってくださいましたよ。ラッキーでした。\(^O^)/
6月頃蛹になって次の3月まで10ヶ月も蛹のまま、眠りにつくようです。
ギフチョウが好きな花
ショウジョウバカマの花後 (4月26日) 開花中のすがた スミレ
こんな所に棲んでいます。人家に近い里山
美しい新芽たち
里山を彩るツツジ2種
春一番に咲くピンクが美しいツツジ 遅れて咲き始めるオレンジがかったツツジ
本当の名前は知らないのですが、子どもの頃ピンクを1番ツツジ、赤い方を2番ツツジと呼んでいました。
まことにわかりやすい呼び方ではあります。(笑)