2005年10月21日、夏に伊吹山で見た、海を渡るチョウ、アサギマダラが私の庭にやってきました。
それから10日間、決まってお天気のよい日にはあらわれてフジバカマの蜜を吸っていました。日が差してくると、来たかな?と庭に何度も出てはチョウの姿をさがす毎日。そしてデジカメでその姿を追い続けました。そのうちに5cmに近づいてマクロの写真も撮らせてくれるようになりましたよ。ワクワクとても楽しい日々でした。
「早く旅立たないと冬がくるよ」と呼びかけながらね。そして10月30日を最後に姿を消しました。
どこまで行ったかしら、無事に南の島に渡りついたかしら、今もとても気になっています。
(20051120)
ちょうどそのころ神戸新聞にこんな記事が出ました。アサギマダラのことです。ところが記事には奄美で見つけた人がマーキングして放した人を捜し出して山形市へ生きたまま宅配便で送り届けたという。 なぜ?このチョウは寒いところで冬が越せないから南の島へ渡るのですよ。せっかく苦労して1600キロも飛んでいったのに・・・ |
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そこで私は神戸新聞の「イイミミ」という読者の投稿欄にすぐに意見を送りました。それが11月12日の夕刊に載りましたので読んでくださいね。 |
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これまで書いたページから関連記事を集めてここにまとめておきたいと思います。
8月9日 花の旅 「伊吹山へ」 から
アサギマダラは海を渡るんですって。こんなに小さいからだで強いのねえ。
東遊歩道の下の方、ヨツバヒヨドリのあるところで来るたびに見ました。
上の2枚は山頂近くで見つけましたが、近づいてもちっとも逃げないのです。おやまあ、顔まで斑点があるのですねえ。顔をもっと見てあげてね。左上の写真、クリック!
ゆっくり羽を広げるのですがシャッターチャンスがむずかしいです。下2枚はかなり距離がありました。
広げるのですがシャッターチャンスがむずかしいです。下2枚はかなり距離がありました。
花日記から
この10日間でいつも来る時は1匹だけで、ほとんどが羽の下部に斑点のあるオスでした。
ある1日だけは斑点がなくて、羽の1部が欠損しているメスがいましたので、少なくとも2個体がいたことは確かです。上の写真と比べてみてくださいね。
左下が一部欠損しています | ほら、下の羽には斑点がありません |