小豆島小旅行

2009年11月14日

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紅葉の頃だし、体調もいいし、ちょっと出かけてみようかと、このバス旅行に申し込んでいました。でも人気コースでキャンセル待ち。3日前に急遽参加できることになりました。(^o^)v
前日から雨で(朝になっても)、今度はお天気に恵まれないかなと覚悟していました。
ところがなんと西に行くほど空は明るくなり、フェリーの出る岡山県備前の日生港では青空、お日様さんさん。ラッキー♪〜


 

日生(ひなせ)港 観光バスが何台も入る大型フェリーです。 小豆島大部港まで約1時間。
大小の島を見ながら快適な船の旅。
これは別荘地?ふと外国の景色かと・・

見えてきました。これが小豆島の北側です。

一番のお目当ては寒霞渓です。紅葉の季節は特に人気があるそうで、フェリーもいっぱい。あの島のどのあたりにあるのだろう。きっと真ん中辺の高い山。期待に胸がふくらみます。


その前にまずお食事とオリーブ園の観光があります。寒霞渓は最後のお楽しみ。

昼食は小豆島国際ホテルでのバイキング。あれ〜?今週ダイエットに励んでいたのは誰だったっけ?
今日は特別(笑)と、思い残すことなくいただきました。

このホテルのそばにエンジェルロードという、1日2回干潮の時だけ渡れるという小さな島への道。ああ、韓国にもそんな道がありましたね。天童よしみの「珍島物語」の歌。年に1回だけ「海が割れるのよ〜♪」だそうですがなぜにそこが年1回なのかはわかりません。こちらはなにかの映画のシーンにつかわれたそうです。う〜ん なかなかロマンチック、若い人が好きそうな風景です。
 

ホテルのそばの道路沿い、コンクリートの壁ですが、ご覧下さい。
窓の形を作って中に植物が植え込んであります。これはgood idea。
気に入りました。


小豆島と言えばオリーブですね。
 
オリーブの大木 ネバティロフランコという品種らしい            オリーブのしぼり機の展示
 
オリーブに黒い実とグリーンの実の種類があるのですって。用途もまるでちがうそうです。初めて知りました。
黒が絞ってオイル用、緑はあく抜きしてオリーブ漬けにする食用だそうです。
オリーブオイルとクリームの試供品をいただきましたよ。ちっちゃいの。。 (^_^;\

 オリーブの畑?の中を巡ります。シルバー色の葉が美しい。
ちょうど今の時期実がたくさんついていました。オリーブは地中海地方に多く、トルコでもそれはたくさん植えてありました。
下の説明にもありますが「オリーブ栽培の盛んな他国と比較すると決して恵まれているとは言えない小豆島の気象条件の中・・・」努力によって多くの実をつけるようになったそうです。
売店で苗も売っていましたが、うちにはちっとも大きくならないけれど鉢植えがあるので、見ただけ。。意外とお安かったような・・・(600円〜800円くらい)


オリーブ原木                                                  これがその木です
小豆島は昔から醤油の産地だったのですね。我が家ではそこのマルキン醤油の製品を今使っていますよ。
ボトルを確かめました。マルキン忠勇株式会社製。香川県小豆郡小豆島町・・・「小豆島の伝統醸造 風土と技と、情熱と」と書いてあります。

あちこちにある古い工場のたたずまいがその歴史を感じさせてくれます。
その醤油を使って佃煮なども盛んにつくられています。
おみやげ屋さんに寄ったので、マルキン醤油製のおかきをひとつ買ってきたのですが、これがとてもおいしい〜170円くらいのお安いものでした。
もっとたくさん買えばよかった〜〜






さて寒霞渓にいよいよ参ります。
ロープウェイの待ち時間を添乗員さんは大変気にしています。今40分待ちです。1時間待ちです。と電話で聞いて伝えます。
とにかくロープウェイ駅へ。行列に並んで、ほんの少しずつ進みながら、ひたすら待ちました。
行列しながら見た紅葉です。






ロープウェイはピストン運転しているのですが40人乗り。1時間10分ぐらい待ってやっと順番が来ました。
乗ればわずか5分で頂上です。
でもその道中は奇岩がそそり立ち、木々の緑や紅葉が美しい、まさに絶景。
定員一杯、満員の隙間から写した写真です。
 
 

ここは特に圧倒されたところ。↓険しく切り立った巨岩、その間の木々がなんとも美しかったです〜
 

 


頂上駅に着きました。海抜612M。

南 向こうは四国




頂上駅までドライブウェイがあって、私たちのバスも、ロープウェイ待ちの間にとっくに頂上に来ていました。どこの団体さんも片道ロープウェイに乗車するパターンが多いようでした。上には土産物屋や食堂が軒を連ね、喧噪とした雰囲気。
そこに「1億円のトイレ」があるというのです(@@)。もちろん利用料は無料。
「総工費1億円の快適なパブリックトイレ」だそうです。これはぜひ使わなくてはね。トイレが快適なのは大歓迎ですよね。
どんなのかな?キョロキョロしながら入ってみました。
ウォッシュレットは今や珍しくはありませんが、山の上で、設備もさることながら、綺麗に維持管理がなされているようです。
「自然光が差し込むパウダールーム」はたしかにきれいでした。
ご覧下さい。これです。↓
ここに飾られている花は全てナマの花というのがさすがと思いました。


瀬戸の海夕景 帰りのフェリーより


今回はロープウェイから景色を楽しみましたが、それに乗らないで遊歩道を歩いて上る(下る)のもよさそうです。
寒霞渓表遊歩道・表12景と裏遊歩道・裏8景があり、名勝を近くに見ながら、植物を見ながら散策できるようです。各2KM前後、約1時間半(上り)なら歩けるかな。


おしまい