(さめがいのしゅく)
2007年8月30日
梅花藻(ばいかも)
青春18の第2弾。近江は醒ヶ井(さめがい)を訪ねた。伊吹山に行くときいつも通り過ぎるのだけれど、今回は夫の希望なのだ。テレビで仕入れた知識らしい。私も梅花藻(ばいかも)を見るのも楽しみだし何より暑いので清流にあこがれている。宿場町の町並みを歩くのもよし。いざ出発。
米原で乗り換え、10時前の到着の列車で降りる人は4人。折から雨が降ってきた。お目当ての地蔵川は駅からすぐのところにある。まずは表示に従って梅花藻を見る。透き通った水の中にゆらゆらゆれていた。この清流にしか育たないという可憐な花。マクロで撮りたくても川面まで距離があり、おまけに小さい花とくる。そこでここぞとばかり登場したのが夫の新デジカメ、10倍ズームでもきれいな画像が撮れるもの。ただし慣れていないので成果のほどは?・・
梅花藻
ここは中山道の宿場町、いえ、もっともっと昔から水を中心にした人びとの暮らしがあった。今も普通の暮らしがあって、観光客としては遠慮がちに歩く。
どの家からも川縁に降りられる石段があり、水の中に仏花がつけてあったり、飲み物が冷やしてあったり、水中で生け花を飾っているところもあった。スイカもよく冷えそう。
川沿いには桜やサルスベリの古木があり、水面には今は緑のもみじが影を落とし、石垣は苔むして、豊かな水とともに歩んできた町の歴史を感じさせる景色があった。きれいな水質を保つために人びとは並々ならぬ努力を重ねてきたのだろうと思う。
地蔵川
サルスベリと梅花藻の競演↓ 上の藻の固まりが梅花藻
生活の中の川
川沿いの花
祈り
醒ヶ井の町
いきなり太い川が始まる↑クリック 湧水 「居醒の清水」こんこんとわき出ている
旧醒ヶ井郵便局 (現在は資料館) ヴォーリズによる建築
「水の宿駅」JR醒ヶ井駅そば・・・地元の物産品、おみやげ物、レストランなど
湧水をデザインしたオブジェ 和風バイキングのお店11:00〜2:00
これはgood!