NEW  ZEALAND の旅

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その3 中央オタゴ地方からダニーデンへ



オレンジ色の部分(クリックしてね)


 すみきった美しいクイーンズタウンを後に、3度目のMrsジョーンズの果物やさんに寄って、一路ダニーデンへ向けて出発した。川沿いの道の岩肌にピンクの小花の固まりが見える。タイムの花。

走っても走っても続く荒涼たる景色のなかに時折小さい町がある。
ゴールドラッシュの往時を伝える鉄道は多くの部分が廃線になり、サイクリングロードとして整備されていたがあまり走っている人も見えない。


サイクリング・ロード
線路跡(向こうから手前へ)


幹線道路をはずれて金鉱が盛んだった頃の建物が残るまちに寄り道をした。
あとで地図を見ても町の名前はわからない。小さい町。下を参照↓


ロックガーデンのお宅 左はPost&Telegraph Office1867 
右はPlace Memorial Hall OPHIR 1926
と書いてあります(クリック)
民家の庭先におひげの山羊

OPHIRとは町の名前でした。手元の何種類もの地図にはなかったのですが検索でやっと見つけました。英語のサイトですが(日本語で書いたものは自転車旅行をしたひとつ?のみ)距離がOphirまでダニーデンから179km、Omakauもなぜか179km、ということは両方の町は近いとみてさがしていくうちに1枚の地図を発見。両方の町が載っていてやっと解決です。
 

赤い波線が鉄道の跡
グレーが幹線道路
右折して寄り道(進行は右へ)
バスの幅いっぱいいっぱいの
橋を渡った記憶があります。
地図上もたしかに
川を渡っている。
アレクサンドラから北東
約20km地点



そのなかでも比較的大きい町、ランフリーで昼食。
ホテル、スーパーマーケット、アンティーク?ショップ、駅舎など。



駅舎跡
スーパーマーケットの店先の花苗 連結ポットですね。 トウダイグサ アンティークショップかどうかは知らないけれど、楽しいグッズがいっぱい。グラマーなbettyちゃん。M・モンローもあった。スカーフをしたちっちゃいアヒルの奥さんを買った。


 またトイレ休憩の小さい町。名前はわからない。ミドルマーチの近く?
信号もない田舎町だけれどやっぱりトイレはきれい!
まきを燃やすにおい。オオイヌノフグリのような花が咲いていたけれど、花は大きめ。

、どうも昔ゴールドラッシュで栄えたアメリカの西部のまちにいると錯覚してしまうようだ。
だってこんな風に馬に乗った人がカポカポ歩いていているしね。家も人も少くてゆったりしている。


赤りんご?

民家


タイエリ渓谷鉄道(TAIERI GORGE RAILWAY)

1879年に鉄道の建設が始まりダニーデンからクロムウエルまで235km全線が開通したのは実に1921年だったという。以来セントラルオタゴ地方の開発に大きな役割を果たしたが、1990年ついに廃止。現在ミドルマーチ、プケランギからダニーデンまで観光用の列車として運行されている。

 いくつも茶色の山を越え、はるか遠くにカラフルな列車が見える。あそこだ。最近ケイコさんの仲間のツアーが乗り遅れてしまったということがあったとかで、デスさんはびゅんびゅん飛ばす。遅れたからといって追っ掛けても乗ることはできない。なぜなら次の駅は終点ダニーデンだから。
OK。間に合った。
でもプラットホームも駅舎もない、ただ線路があって荒野の中に列車がとまっているだけ。ここがプケランギ。マオリ語で「天国の丘」という意味だそうである。
ポ〜〜と一声。ゴトン。動き出す。

車窓から見る美しい景色



列車は景色のよいところで止まってくれる。乗客は降りて写真を撮ることができる。サービス満点。


野生のバーバスカム
多分黄色の種類

連結部にあるハンドル

山火事発見!!

どうなったかしら?ちょっと心配。


牧場や家が見えてきた。もう1回列車は停車。目の前に大きな牧場。羊のいる風景を堪能させてくれる。

ほら、子ひつじがいっぱい   右上・首が長いのはアルパカ

まもなくダニーデン到着。約2時間の列車の旅だった。

ダニーデン駅

駅の床にあるタイル絵(複製)
ロイヤルドルトン製のホンモノは今、博物館に保存


ダニーデン駅正面から↓

オタゴ地方最大の、歴史のある町。スコットランド風の石造り(ライムストーン)の重厚な建物が多い。


 今夜のホテルはSouthern Cross Hotel。南十字星ですって。いい名前ね。場所も一等地にあって格式の高いホテル。
南十字星といえば、クイーンズタウンでガイドさんにその見つけかたを教えてもらったので、星空を見上げたのだけれど、多分あれかな?という程度しかわからなかった。まあ「あれ」だったことにしよう。南半球にはおいそれとはもう行けないし・・・

Southern Cross Hotel

 日本車がとても多い。これはNZどこでも言えることだが。
日本と同じ左側通行だからそのまま使えるしね。

 ホテルのロビーにインターネットが使えるスペースがあった。
よし、やってみよう。私のHPがNZでも見られるはずだ。
いつだったか岡山のモグラさんがロンドンで10000カウントを超したのを見てくださってオメデトウと言ってくださった。
まさしくこれはinternationalなんだ。やっぱり感激的。

コイン方式らしい。となりのPCを使っている若い男性がここへ2ドル入れたらいいと教えてくれた。
15分で切れるという。さて私は自分のページのアドレスさえ覚えていない。いつもお気に入りから出しているのでね。
名刺をとりだして1字ずつ・・あ〜緊張して間違えるばかり・・・そのうち添乗員さんやほかのメンバーやらギャラリーが増えて、ますます舞い上がる。やっと出たーと思ったらガチャリと切れた。
追加でコインを入れると続けられるか、それもわからないまま・・・
改めてやり直してみた。できた!カウント16155であった。
それから大急ぎでBBSに書き込みしたのはみなさんもご存じのとおりである。スペルを間違えたおまけ付き。
ああ〜ドキドキの初体験だった。

明日はダニーデンの街を見て、オアマル、アッシュバートンと、海沿いを北上していよいよクライストチャーチに入ります。

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