霧ヶ峰・白樺湖・松代・上高地・乗鞍畳平
2009年8月2〜3日
バスの団体旅行に参加
梅雨明けを8月に持ち越したこの夏、早朝出発の電車の窓には激しい雨がたたきつけている。このところ雨にはなれっこになっていたが、せっかくだからやんでくれないかなと空を見上げる。ま、行き先は遠いから雨もやむかもしれないと期待しつつ。
新大阪から名古屋まで新幹線、そこから観光バスで1泊2日の行程。一行40名、
○霧ヶ峰
諏訪湖から登ってビーナスライン。途中霧ヶ峰で1カ所休憩。しかし30分しかなくて時計を気にしながら、草原に入った。
実はここは2度目で2005年に来ている。(但し進行方向は逆。)向こうの方へいくと鐘があることも知っていたががほんの少し歩いただけで引き返した。めぼしい写真は撮れなかったけれど、雨があがって視界が開けたことは幸いだった。
お花いっぱいに体を埋めて・・ノアザミ
コオニユリ
カワラナデシコ | ヨツバヒヨドリ | キンポウゲ? | ノハナショウブ |
イブキトラノオ | マツヨイグサ | 何?フウロ? | カキラン? |
こんなところ 霧ヶ峰高原
←ニッコウキスゲはほとんど終わり。ここ1カ所のみ群生を見た。
前回来た時はこれが満開だった。(2005年7月19日。「花の旅」の中、信州の旅参照)
○白樺湖
白樺湖遠望。ビーナスラインから。
花咲く丘のリフト。これも2度目。
ユリが丘を覆い尽くすように競って咲いていた。
ここにはこんな看板がある。曰く「日本式イングリッシュガーデン」!??
コニファーガーデン ヤナギラン 霧ヶ峰の道路沿いにもたくさんあった
ソバナ、上高地にもあった。花は大きい。右はそのアップ
シモツケ | ハハコグサ? | ウツギ? | ノコギリソウ |
ルドベキア | ルドベキア | ベンケイソウ? | ユリ |
ギボウシ クサフジ 発色がよかった 新鮮
ハマナス八重
黄金アカシアの林
○松代 宿泊先のホテル(信州松代ロイヤルホテル)
窓から北アルプスの山々、霧も上がってきた。(^o^)v
上の写真はパノラマメーカーで合成
右手奥は長野市街
この日は中国からの団体客が多く、中国語が飛び交いにぎやかだった。ただ台湾か本土かそこまではわからない。
この頃は中国や韓国からのお客さんが多いそうだ。とくに温泉がお好きとか。
奈良や京都でなく長野ということはリピーターかな?せっかく来てくださったのだからよいお天気になって欲しいものだ。
和、洋、中華から選べるお食事で、和をチョイスしていた。
この後、煮物、そば、天ぷら、吸い物、デザートなど。
量的にもちょうど良い具合。お安いツアー代にしては上々。満足。ついでながら朝食のバイキングもgood。
モダンなホテルに和のおもむき。ロビーにて
○上高地
朝いちばんにのぞいたホテルの窓の外は雨。。遠くの山も霧の中。
う〜ん 残念。
8:00出発で高速に乗り上高地に向かった。上高地に入る釜トンネルは拡張され、大型バスも入れるようになっていた。確か以前は信号待ちで交互に通行だったように記憶している。ただし通行は観光バス、路線バス、タクシーなどの許可車のみ。
だんだん近づくにつれ、お天気は回復、ついには青空に陽ざしも見えてきた。\(^O^)/ おお〜快晴。
大正池でバスを降り、河童橋に向かって歩くコースを選んだ。
パッと目に飛び込んできたのは焼岳、そして右向こうには雪渓をいだく美しい穂高連峰が見える。
上高地はこれでなくっちゃ。思いがけず好天に恵まれてただ、ただ感謝。
1915年(大正4年)焼岳の噴火で梓川がせき止められて大正池ができたという。
大正池から焼岳を見る
大正池から穂高連峰を見る
タマガワホトトギス トモエシオガマ
? ゴマナ 高性
トモエソウ(オトギリ科)
葉が対生で1段おきに90度ちがうというおもしろいつきかたをする 葉のつきかた 注目ください↑
田代池 ここから見た穂高連峰
アキノキリンソウ | マルバダケフキ | ウツボグサ | クガイソウ |
? | ノコンギク | ヨツバヒヨドリ | ? |
湿地と遊歩道
梓川の流れ
ゲンノショウコ白花東日本に多い | ゲンノショウコ赤花西日本に多い | ヤマホタルブクロ | ? |
イタドリ キツリフネ
カラマツソウの実?茎と葉から予想した。調べてみたが花の写真はいくらでも見つけられるが花後の写真は確認できなかった。ご存じの方教えてくださいね。
高さ80cm位、葉は右のよう。カラマツソウの繊細な花からして実?が大きいので違うかもしれない?たくさんあった。
左は葉のアップ
葉先3裂・・・あっている。高さ1m・・・これもだいたいあっている
やはりこれはカラマツソウの実だった。このサイトをみつけた。ホッ(^o^)
ウェストン碑
英国人宣教師ウォルター・ウェストンは1891年初めて上高地を訪れ、槍が岳、前穂高岳などを登頂。そのすばらしさを著書で世界に紹介した。近代日本登山の父とも呼ばれている。
オカトラノオにチャバネセセリ
空・山・水
キンミズヒキ | クサボタン たくさんあった 花びらの先がクルン♪ | このアザミは? |
ソバナ 以前からツリガネニンジンとのちがいがよくわからなかったが、花は大きく、まばら、葉は対生
ようやく伊吹山以来の課題が解決した。ツリガネニンジンとはぜんぜんちがうじゃな〜い*^_^*
カラマツ林と並んで上高地を代表する白樺 幹のアップ
クロヒカゲ 何?シジミ
チョウはもう2,3種見たが撮影できず。
河童橋
河童橋の近くから撮影
ここからさらに上流へはじめて足を伸ばした。岳沢湿原へ。明神池に至る川岸を20分くらいだったかな?そろそろ集合時間が気になりながら急いだ。木道が整備されていて歩きやすい。
2時間45分の滞在時間の内でソフトクリームを食べた時と、トイレ以外はずっと歩いていた。最後は早足で、いえ、走った!
おお〜目の前にこんな景色が開けた。(^o^)v
今回の上高地で最高の収穫!
岳沢湿原
○乗鞍・畳平
上高地からは比較的近い。2700mの雲上へバスが連れて行ってくれる。
乗鞍スカイラインは日本で最も高い所を走るハイウェイ。
ガスの動きが早い。雪渓が見える。
大きな レストハウスがあって広い駐車場。ここも一般車は乗り入れ禁止。駐車場から階段を下りたところがもうお花畑。
こんなところ♪
ハクザンイチゲ(白山一華)大群生しここのお花畑を代表する高山植物
? ミヤマキンポウゲ?(似たものが多くてわかりにくい)
クロユリ ユリ科バイモ属、独特の臭気があるらしい。確認できず。。
クロユリの数は多い。黄色はミヤマキンバイ
コイワカガミ
遊歩道1周30分と言うけれど・・・
写真を撮りながらだととても無理。後半はやはり早足で巡った。もっとゆっくりしたかったなあ。
コイワカガミと白い花はアオノツガザクラ
? ヨツバシオガマ 紫がよく目立っていた
セリ科の? チングルマと思われる(白い花、中が黄色)
花後美しい羽毛が風になびく(千畳敷カール参照)
ふと見上げると・・・
岩だらけ
大きな岩のバックにまるく青空が広がった
少し明るい写真。
落っこちてきそうな岩がゴツゴツ
ヤマガラシ オンタデの雄花と思われる
コバイケイソウ(ユリ科)
4年に一度群生がみられるという
ハイマツ
また濃いガスがかかってきた。乗鞍ともこれでお別れ。さようなら〜
おしまい(topへ)