2023年 3月
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3/31   伏見十石舟(京都市)

桜のトンネルをすいすいと滑るように舟が進みます。この構図を見たことがあり、どこで撮れるか歩いて探しましたよ。
撮影スポットとみられる橋の上には大勢の人。ほとんどが中国語を話す外国人。
ここは京都市ですがいわゆる京都からは少し離れています。観光の団体ではなくゆっくりと撮影を楽しんでいる人たち。贅沢な旅のスタイルですね。
京阪電車の沿線なので,私は普段使わないルートで、乗り換えにドキドキ。JR京橋で京阪京都行き特急に乗ります。事前に調べていた通りに乗れてほっとしました。伏見の中書島へ。昔一度行ったことがありますが桜の時期ではありませんでした。↑こんな光景が広がっています。なかなかいいですね。
もっと撮影スポットがあったのかもしれませんが、この写真が撮れただけで満足しました。


月桂冠の酒蔵


今回もう一つ気になっていたこと、それはスズメ。スズメは蜜を吸うとき花びら5枚ついたままの花をポトリと落とすらしい。
ほんとかな?確かめたくて鳥の姿を追いました。
スズメです。普通の。
花の形のまま水を流れていきます。↑
ついに発見!激写!
花をくわえていますね。(^^)/ 証拠写真(笑)
やっぱりそうなんだ。知らなかった。。「スズメの花ラッパ」というらしい。

その後京阪本線で祗園四条に出て祗園白川という街を歩いてみました。ここは外国人に大変人気のあるところだそうです。日本に住むのに行ったことがありませんでね(^^ゞ。ちょうど桜も見頃らしい。
瀟洒なつくりの京都らしい風情のある家並み。高級の料理屋、飲み屋?着物姿の美人の女将さんがいそうな店。
まあたくさんの人!中でも外国人の旅行者が多くて賑わっていました。そこを歩いただけでもう疲れて帰ることにしました。。
当初の計画では宇治線で六地蔵に出て地下鉄東西線に乗り、蹴上げのインクライン、平安神宮手前の川沿いの桜、
それからやっぱり御所に行こう(枝垂れ桜と鳥)と。計画倒れもいいところです。四条河原町で始発の阪急特急に乗りゆっくり座って帰りました。阪急は慣れているのでね。
 
 
 3/28  昨日花友さんたちと久しぶりに会いランチに行きました。
フロインドリーブのカフェです。一度行きたかった!フロインドリーブは神戸の有名なドイツパン屋さん、NHKの「風見鶏」のモデルになったことでも知られていますね。今は3代目。来年創業100年を迎えるそうです。途中空襲で焼けたり阪神淡路大震災で甚大な被害を受けながらも復興して今も大人気。昨日もカフェの予約待ちの人が行列をなしていました。
旧ユニオン教会をリノベしたという本店はよい雰囲気。ここでサンドウィッチをいただきました。エントランスや庭の植え込みがとってもおしゃれ。その植栽を担当しているのが私がよくこの日記に書く鈴蘭園ホピーさん。素敵なテラコッタをふんだんに使ってありや椅子、それにたくさん塀に沿って仕立てられたバラがあり、バラの季節に是非もう一度!と思いました。帰りに神鉄鈴蘭台経由でお店に行きました。花友さんたちはみんなホピーさんが大好き。(^^ゞちょうど若旦那さんが帰って来られて、今、フロンドリーブに行ってきましたよと話したことです。














花友さんはやっぱりいいね♪ 私以外はこの春にもオープンガーデンをいたします。
 3/26  24日、神戸でやっと桜の開花宣言が出ました。関東ではとっくに満開になっているそうですが。
標本木がちょっとのんびり屋さんだったのかもしれません。同じ王子公園で他の木は開花が進んでいたようです。
今日はあいにくの雨。お休みで花見を予定した人にはお気の毒でした。
雨が降ると一気に植物が芽吹き勢いが出ますね。
庭を見て回るのも楽しいです。
原種スイセン
これは先月咲くやこの花館でのセミナーの時お土産にいただいたもの。横山さんによると今年の開花は無理かも,ということでしたが2本花茎が伸びついに咲きました。このタイプをほしいと思っていたからとてもうれしい。同じくいただいた原種シクラメンも咲いていたけれどもう終わってしまった。。
シックなラックスラナンキュラス、サティロス
ホピーさんからやってきて2年目です。渋さが目立つ!
今のところエリス、ミノアンに続いて3種目。一番多いアリアドネはまだつぼみ。もう1種エウロペはもう少しかな。
にくちゃんスミレも健在
本名・ビオラソロリア・プリセアナ 覚えられないからここに記しておきます。(笑)
手入れもしないのに毎年きっちり花を見せてくれるプルモナリアブルーエンサイン 目が覚めるような色
何度も載せているヒメサボンソウ
ちっちゃい花ですがかわいいでしょ?花数が増えてきました。これは鉢植えですがハンギングにこれだけでつくったものがあり、こんもりまるく咲いてきたらまた見てくださいね。
 3/21  お彼岸の中日ですがお天気がいまひとつ。午後からは雨になりました。
庭遊びもできないので先日来、鳥の撮影をしていますのでまとめたいと思います。
ここにはすでに庭のメジロ、千里南公園のオジロビタキ、モズをアップしていましたね。
その後京都御所の森、西宮鳴尾浜、ポーアイにも行きました・
まずは京都御所。ここはいつも撮れ高が高いです。珍しい鳥にも会います。
と言ってもシジュウカラやヤマガラは圧倒的な頻度です。
シジュウカラ
 豪快な水浴び
ヤマガラ
 正面のお顔(^^)
御所のメジロ
お上品?(笑)
アオジとビンズイ
 
アオジとビンズイ区別が難しい。下の看板の写真から左がアオジ右がビンズイか?
鳥の看板16cmという
シメ
くちばしが太く
体も大きめ この写真はズームして大きく写っている。看板によると18cm
キジバト
33cm

西宮市鳴尾浜 レンジャク
その前日ここにレンジャクの大群が来たという情報あり。見たことのない鳥なのでGO!
阪神甲子園球場のところからバスで20分。海のそば。広い公園に来ても一体どこにいるのやら?人もほとんどいない。
しばらく歩いていたらカメラを持ったおじさんに会う。「レンジャクは朝はいたけれどもうどこかへ行ったよ。」
残念。しかたなく、桜にメジロを狙う。
十月桜と書いてありました。.メジロ

ふと高い木の上に大きい鳥を発見。遠すぎてよく見えず、カメラを拡大してみるとなんと紛れもなくレンジャクでした。
普通は群れで行動するのに1羽だけいます。はぐれてしまったのかな?
オリンパスのデジタルテレコンをつかって1200ミリでようやく撮れました。
頭に冠羽があり精悍な顔つき 冬鳥
トリミングで拡大 尻尾の黄色がわかりますでしょ。 19,5cm
尻尾の先が黄色なのでこれはキレンジャクです。
他に赤いヒレンジャクがいます。
後日赤いヒレンジャクを求めてポートアイランドにも行きましたが会えず。。(これも情報あり)。
赤いネズミモチの実はまだたくさんありましたが。野生の鳥が相手ですからそうそう簡単にはいきませんね。

春になって庭の花が咲いてきてただでさえ忙しいのに鳥を求めて出歩いてばかりおりました。(^^;)
3/18   久しぶりにしっかり雨が降って植物たちも潤っています。しかしまた寒い!
ビオラがもりもり たねまきっ子
乙女椿
バイモユリ

ラックス
ラナンキュラス 開花1号はエリス、2号は右のミノアンでした。
ヒメサボンソウ 花が増えたでしょ。
横山さんのアネモネパブニナ 次々と花があがります。先日咲くや館で購入したもの。
バージニアストック たねまきから

3/16   庭のその後の様子
左、原種のスイセン、咲くや館で購入してきたもの。小さくてクリーム色でした。黄色ダブルのクリスマスローズとおんなじ色だったので並べてみました。(^^ゞ(^^ゞ

黒のダブルというよりチョコレート色ですね。数年?前に泉南の金九まで行って購入したもの。ルーセブラックほどの黒ではなかったです。存在感はあります。
山シャクヤク、今年も無事芽吹いて日ごとにぐんぐん伸びています。つぼみの割れ目からもう白が見えています。
これは小さい内から,芽の真ん中に早くもつぼみを抱えて伸びてきています。どんどん成長。
  
 3/9   芽が出たときからつぼみを抱えている!  3/12   葉が緑になってぐんぐん伸びる
つぼみの割れ目から白が見える  花が開くのも近そう。

大事に育てているヒメサボンソウがぽつりぽつりと咲いてきました。
ヒメサボンソウ開花始まる


3/12   急に暖かくなって庭の花たちもどっと動き始めました。レポートすることはいっぱいあるのですが、ありすぎて・・・
その間鳥や花を撮りに行ったり,バスツアーに参加したりもしました。
今日は京都城南宮の枝垂れ梅の写真を見てくださいね。
ここへは梅だけでなく曲水の宴などもう数回?行きましたが何度行っても枝垂れ梅は見事です。
今回はバスツアーなのでらくに門まで行けましたが、1時間という制約がありやはり気分的には落ち着かないですね。
でも見どころのポイントは押さえているのでまずまずの見学ができました。

写真の色が気に入らないのですがどこでどう間違えたか・・・(^^;)lightroomで調整しなくてはなりませんがここはこのまま。
 




落ち椿
その後で嵐山散策がありましたがまあものすごい人です。それも外国人の多いこと。これで中国本土からの観光客が来るとどうなることかと思いました。効率よくバスで移動するので京都水族館まで一日で見ることができました。いつもは個人で行くので城南宮で一日、嵐山で一日という風にしか動けませんでね。

庭の様子

こんなの咲いてます。美しいお顔〜〜(^^)
ヘリオフィラ
寒さに少し弱いので一部ビニールで囲った中で冬を越しました。背が伸びて天井にくっつくので上部が曲がってしまい慌てて外に出しました。もう大丈夫ですね。(^^ゞ

黄花節分草がやっと開花。芽が半分くらいに減ってしまった。。ルリイチゲ(ユキワリイチゲ)も開花しています。
 3/5  白川郷のレポートです。
今回は名古屋発の撮影ツアーに参加。クラブツーリズム関西発の写真ツアーは今はやっていないのでね。
犬山にも先日行ったし、名古屋づいています。新幹線だと1時間ちょっと。お金がかかることを除けば速くて便利です。
12時集合だったので余裕ですね。JRのジパングクラブを利用して3割引(^^)/

2/27,青空で暖かい日。白川郷に雪景色を期待しているのですが無理かも?と思いながら,ひるがの高原PAが近づくとあたりは一面雪景色。これなら大丈夫そう。
 
ひるがの高原SA                    だんだん雪景色に ここから約1時間で白川郷
現地では高く積み上げられた雪。やっぱり雪国でした。
 白川郷着
ただ日当たりのよい屋根は雪が解けていて、つららも見えました。



リフレクション
日陰になるのか屋根に雪が残る
雪かきの道具が整然と。

つらら

夕方から夜
日没後家に灯りがともる
マジックアワー、ブルーモーメントといわれる空に青が残る時間。 この場所で三脚を構えて暮れていくのを待つ。
やがて空は漆黒に。
 

 囲炉裏

その日の夜遅く名古屋に帰り,私は予約していたホテルに宿泊。チェックインは夜10時半を回っていました。
夜遅く工事現場のガタガタ道をスーツケースを引いて一人歩くのは心細かったです。ホテルのネオンサインはそこに見えていましたが。
チサンイン名古屋。ここにしたのは理由があります。
写真仲間で評判のらせん階段を見たい。.撮りたい。
上から、下から。10階に上がったり2階に降りたり。それも夜中11時頃です。青いのと赤いのと二つありました。


翌日の朝も(笑)
下から上
上から下
いっぱい撮ったけれど、どの角度がいいのかはわかりません。(^^ゞ
翌日はメーグルバスという主な観光地を自由に乗り降りしながら巡るバスに乗りました。500円で乗り放題。しかも名所の入り口すぐそばまで連れて行ってくれます。見たいだけ見て、30分後、1時間後とかの次のバスに乗れてとても便利でした。これで雛巡りをしたわけです(下の記事)。私は5回乗ったので十分すぎるほどモトはとれました。名古屋のこの試みはいいなと思いました。
 3/3  ひなまつり
今年はおひな様を出すこともなく・・・(いつも簡単なものですが)、でもちらし寿司だけはつくりました。
28日に白川郷からの帰り名古屋で一日観光しまして、そこで見たおひな様を書きますね。
名古屋城で復元された本丸御殿でその豪華絢爛たる建物の装飾やふすま絵を疲れるほど?見て、その後徳川美術館に行き「徳川のお雛様」をこれまた堪能いたしました。お内裏様からお道具まで,徳川家のお姫様たちのために贅をこらした見事なできばえのひな飾りでした。これらは全て撮影禁止。カメラはロッカー預けです。
確かに美しく丁寧に作られ、材料にお金を惜しまない、かつ当時の最高の技術者の手がけたものであろうことはよくわかりました。町や村に住む大多数の庶民の女の子には無縁の立派さで、将軍家のお姫様は別世界のお人だったのでしょうね。でも江戸時代に高い制作技術を持つ職人がいたこと,それを大事に今に伝えていることは素晴らしいことだと思います。名古屋城も本丸御殿も第2次世界大戦ですっかり焼け落ちたそうですがよく残っていたことに驚きました。
せっかく残った貴重な日本の文化遺産です。これからも大事に伝えられますように。
ポスターと入り口に飾られたお人形(現代のもの)は撮影可になっていました。

徳川美術館のエントランスの段飾り。現代。↑撮影可            ポスター

その後に行った明治大正時代のお屋敷で飾られたおひな様は親しく拝見しました。
撞木館(しゅもくかん)輸出陶磁器商の邸宅。大正から昭和初期。和洋折衷の屋敷。洋館部分のステンドグラス。




最後にノリタケの森に行きまして、大きな磁器製のおひな様を見ました。ショップにて展示。


お顔にも透明の釉薬がかかっていてつるつるピカピカのお肌。私の好みは釉薬のかからないお顔・・・(^^ゞ
ボーンチャイナの有名な陶磁器メーカー。お皿1枚も大変に高価!で私は目の保養だけでしたが、なんと外国人客が多くいて、それぞれにカゴに何枚もお皿やカップを入れていました。西欧人でも中国人でもなく、どこの国の人かなあ?円安だからみんな買っていくのかな?
ノリタケの森の一コマ。
 3/1 弥生3月、言葉を聞いただけでなんだかうれしくなります。
寒い寒いと言いながら 無事に、慌ただしく,楽しく2月を乗り切りました。
昨日まで白川郷に出かけておりましたが,その前に26日咲くやこの花館で横山直樹さんのクリスマスローズと原種シクラメンの講座と展示即売会があったので行ってきました。私は3年ぶりかな?咲くやこの花館の行事としてもコロナでお休みだったのではないかと思います。
ここへ行けば懐かしい花友さんにも会えるしね。ただ大阪と言っても乗り換えが多いのでたっぷり2時間はかかります。
クリスマスローズの鉢が増えてたくさんあるのでもう買わないと誓って行ったのですが、ついふらふらと1鉢。(^^ゞ
それも横山さんの人気品種、プリマドレスを買ってしまいました。
育種にかける情熱がビンビン伝わってくる興味深いお話。若くて笑顔の素敵な好青年です。トレードマークの「チカラコブ」のポーズがキュート。どう見ても若いですが大学生の息子さんがいると知ってびっくり。

さて今回、私の育てているプチドールが鉢いっぱいの大株になって株分けをしたらいいか、どのくらいに分ける?時期は?と質問しようと写真を持って行きました。販売ブースにいる時の彼はいつも人に囲まれているのですが、偶然人が途切れることがあって、チャンスとばかり出て行きました。
年代物の私のプチドール 見ていただいた写真です。いろんな角度から。
するとプチドールをこんなに育ててくれたのと大喜びしてくださって、ここまで育ったらさらに大株を目指しましょうと株を分けないで一回り大きい鉢に植え替えることを勧められました。これは径21cmのロングスリットですが、深さはロングでない方がいいとのことでした。満面の笑みで「この写真を下さい」って!その代わりにと新しいプチドールの名札にサインを書いてくださいました。(^^)/~~~ ありがとうございます。宝物にします!!
横山さんのサイン
そのときそばにいた花友さんが横山さんとの記念の写真を撮って送って下さいました。こちらも宝物です。
思いがけず横山さんに褒められて(^^ゞ、私には手が届かないはずのプリマドレス(多弁系ダブル)を、散々悩みながら1鉢選んで我が家に迎えたという次第です。プチドール同様大切にしたいと思います。
プリマスドレスの一鉢 多弁性で丸っこい花がかわいい。たくさん種類がありますが私はこれを選びました。
ほかに買ったものはシルバーリーフの原種シクラメンコウム、アネモネパブニナ(赤のダブル)、香りのミニスイセン。
講演会のお土産(咲くや館から)で原種シクラメンコウムと原種スイセンの苗もうれしかったです。