2019年 3月
花日記topへ

3/31 
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 月末なのでここにもう少し続けます。
石清水八幡宮
京阪の八幡市駅すぐそばからケーブルカーで上がります。ほんの3分ほど。歴史的にもよく耳にする八幡宮ですね。私は初めて。日本の三大八幡宮のひとつ。地元のガイドさんが一緒に歩いて説明をしてくれたので見所とかしっかり見て来ました。
平安時代初め京都の鬼門(東北)を守る延暦寺に対して反対の裏鬼門(南西)を守るためこの場につくったのが起源。
 巫女さんが掃除中
門を入るとあれ?真っ正面ではないですね。
あえてこのような造りになっています。帰るときお尻を向けないようにとか。
シンボル、の口も阿吽ですよ。ここは撮影可
上のような見事な彫刻が建物のまわり上部にあります。それぞれにテーマを持ち、動物あり、植物あり、左甚五郎の猿の彫刻もありました。本殿(国宝)の外側周囲だけは見学は出来ますが撮影は禁止。屋根の谷間が傷みやすいことから信長が金属製の排水溝を寄進したという金色の溝の下部をのぞき込んで見せてもらいました。この辺りの説明は若いイケメンの神官がユーモアを交えて丁寧に説明してくれました。古くは紫式部から、信長、秀吉、家光など時の権力者の名前が何度も登場していました。古来、石清水八幡宮詣でが盛んで、人々の多くの信仰を集めていたのですね。
紫式部の歌
「日の本に はやらせ給う石清水 参らぬ人もあらじとぞ思ふ」
いやしい魚とされたイワシを食べているのを夫にとがめられ、イワシと石清水八幡宮をかけた歌で返したというもの
紫式部と夫、藤原宣孝との有名な逸話ですが、これについては和泉式部の歌だという説もあるようです。
太宰府の役人であった藤原宣孝が署名をした文書がここに現存しているそうです。

桜はこちらもまだまだでしたが咲いている数少ない枝を選んで写真を撮りました。
 
落ち椿
ソメイヨシノではありません。これのみ満開。
何があるのか紋付きの人達、振り返る人(^^ゞ
 男山ケーブル
 3/31  桜の開花が始まったものの気温が低くあんまり咲き進んではおりません。
昨日は京都府最南部の八幡市に、これは桜ツアーでしたが、出かけました。またまた京阪電車に乗って(先日の京都競馬場以来)現地集合型のツアーです。第1の目的は背割堤(せわりてい)の桜でしたがまだポツリポツリに+α程度。さくらクルーズもありましたが、曇天に同化して花も見えず・・・そのうち雨も降り出して、解散後居残りもせず帰ってきました。
東京は桜満開と報じられていますが今年の関西は遅いですねえ。何ヶ月も前に定められたツアーはなかなかうまくタイミングが合いません。。

背割堤
木津川、宇治川、桂川がここで合流し淀川になります。
そばにいくとこのくらいです。
昨年秋の台風で大きな被害を受け260本の桜の木のうち40本は全伐採、他のほとんどの木も傷んで枝を切り落としたりしたそうです。
痛ましい桜の木(船より)
桜ではない木はまだそのままで・・・
そばの展望塔から見た桜並木 3月30日現在↓
左が木津川、右が宇治川
本来ならこんなになるそうです。頂いたポストカード↓


もう一度行きたいくらいですが片道2時間もかかるのでねえ・・・

もう一つの目的は石清水八幡宮詣で。これはガイド付き、彩りよくおいしいお花見弁当付き。見所がたくさんありました。
つづく。
 3/28  神戸でもようやく桜の開花宣言がありました。27日、神戸王子動物園の標準木で確認だそうです。咲きそうで咲かなかった桜。一気に春がやってくるでしょうか。家から見える山には数日前から山桜が白く目立って咲いていました。

椿 卜伴 ボクハン
数年前になりますか、泉南の有名園芸店に行ったときこれが垂れ下がって生け花の如くいい感じでディスプレイされていて気に入り購入してきました。深紅の花に中の白いもこもこが印象的でした。枝垂れるので鉢植えのまま、花が咲いたら高い場所に置いて眺めています。札には「卜判」とありますが、検索して見るとどうやら「卜伴」のほうが正しいようです。

以下ネット上の植物図鑑から引用
卜伴(ボクハン) 園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
江戸時代からある古い品種である。
1719年に駒込の植木屋の伊藤伊兵衛武政が著した「広益地錦抄(こうえきじきんしょう)」に記載されている。
卜伴の名は泉州貝塚の茶人卜伴によって植えられたことからきている。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は急に細くなって尖る。
開花時期は3月から4月である。
花径5センチくらいの濃い紅色をした一重白唐子咲きの中輪をつける。
唐子咲きというのは、花芯の雄しべ全体や葯(花粉の入った袋)が小さな花弁に変形したものを指す。
唐子は江戸時代の子供の髪型になぞらえたものである。
写真のように唐子弁には赤が混ざることもある。
別名を月光(ガッコウ)という。

卜伴の名は泉州貝塚の茶人卜伴によって植えられたことから」
一重白唐子咲き」

今朝の椿 卜伴(ボクハン)
 3/23  お彼岸も過ぎこれからは昼の時間が長くなりますね。なんだか得する気分。(^^ゞ
でも今日は風が冷たいです。

昨日の事、フェルメール展を見に大阪市美術館へ、そして天王寺で郷里の友人の書の展覧会にいきました。私は幸せなことに芸術にどっぷりつかる一日でした。(^^)
大阪市立美術館正面階段は青いビオラ
平日でしたが大勢の人。流れに乗ってゆっくり進みながら観ました。説明文を読みながら絵を見みると、時代の背景とか、画家のねらいなどよくわかりますね。フェルメールの絵にたどり着くまでに、同時代を生きた画家、フェルメールに影響を与えた画家などの作品がたくさんあり、最後にやっとたどりついたところには『手紙を書く女』など6点だけでした。私が一番見たいと思っていた『牛乳を注ぐ女』は東京会場のみとか。残念。代わりにポストカードを買ってきましたよ。
フェルメールの部屋の大きなタイトルは「光と影」。光を読むということは写真でもよくいわれることで、その意味でも興味深かったです。
そのあと同じ天王寺区ですが上本町へ、友人の書の展覧会に行きました。いつも達筆な年賀状が届いていたので書道をやっていることは知っていましたが、一門の方の書はどれも個性的ですばらしいものでした。友人は隷書体の大きな作品を軸装していました。真横に伸びる独特の字体なんですね。他にかなも。きれいな楷書体から前衛的なものまで、奥深い世界なんだなあとただただ感心しながら拝見しました。よい先生とお仲間に恵まれているそうで、高校卒業後の長い年月、彼女は書に取り組んで私の知らない世界で羽ばたいてきたことを思いました。よいお顔をしていましたもの。
お見事です。(^^)/

トロパエオルム 全て2階のベランダにいます。うち2鉢は風で倒れて根元からぷっつん。(泣)
 
最盛期かなと思いますので載せておきます。

アズレウムの花付きはいまひとつ。万遍なく日を当てようと回していたらあっちむいたり、こっちむいたり。。(笑)
ヤマシャクヤクのつぼみを発見
つい先日芽が出たと思っていましたのに早くもつぼみです。開花が楽しみです。
 3/21 ラックスラナンキュラスが揃いました。
ミノアンという以前から持っていた品種
たくさん咲いてオレンジだらけ〜
今期新たに購入したアリアドネ
やさしい色ね。この株も増やします。
 
水仙ティタティタ 一気に咲きました        ライヤ 花弁の端のギザギザがおもしろい ずっと前育てたことがある。前にはNZで買った種だったと思いますが絶やしていて,陽春園でふと苗をみつけたのでね。なんかなつかしい。
畑でこんな苗が無造作に植えられていたので(^^ゞ拾ってきました。よい色ときれいなシルバードが出ていますね。種をとろう〜

3/17   昨日の事
春雷と雪
春は気まぐれです。
昨日になって初めて積雪?をみました。庭の草の上、溝の縁だけですが。驚きました。
風が冷たくてね、とっても寒い一日でした。CANONの撮影実習で大阪駅に行っていましたが寒くて,寒くて。


JR大阪駅

壁面                          空を映す屋根のパネル
 
店の看板を後ろボケ                 動と静 こんなのでいいのかはわかりませ〜ん。スローシャッター。

黒い?ダブルのクリスマスローズはこんなのでした。
 
黒?のダブル開花!(^^ゞ                    シングルのルーセブラック

新しいデジブックができています。どうぞおいでください。
『須磨離宮公園の春・1』〜水仙、菜の花、梅の花に魅せられて〜

『須磨離宮公園の春・2』〜見た!撮った!カワセミだ!〜
 3/14  第44回こうべ市民美術展

「蒼き煙」  自分の作品に限り撮影可。
原田の森ギャラリーにて 3月16日まで開催されています。(16日は13;30まで)
全紙サイズでプレミアムマット紙にプリントしてもらっていて望んだ色にしあがっています。
上のコンデジ写真よりも実物はよいです〜
入選。(入賞ではありません。(^^ゞ) 王子公園のほうに、おついでがありましたらお立ち寄りください。

ラックスラナンキュラス「ミノアン」
 
ピカピカラナンと呼んでいますが綾園芸産出の魅力的な花です。これで3年目か4年目ですが球根がどんどん増えて鉢数が増え、どこに置こうかと・・・2鉢は市民花壇に寄付しました。1種ではさびしいので今年ピンクの花を購入。もうすぐ咲きそうです。
3/13   伊良湖菜の花ウォークの続き
菜の花はほんの10分でしたが(笑)今回ここに行ったのはもうひとつの目的がありました。

幻のハギクソウ
結果的に幻は幻で終わりましたがその顛末を見て下さい。
ハギクソウはここ渥美半島のごく一部だけに自生していて絶滅危惧種に指定されています。
冬に紅葉する葉が赤い菊のような海岸に生えるトウダイグサ科の植物ということを以前から知っていて、いつかこの目で見たいと思っていました。普通のツアーでは自由に歩いて探すことは不可能で,4時間の自由時間があるこのツアーは願ってもない機会でした。ただ菜の花の時期までその赤い色が残っているか、それはわからないままです。

手がかりを得ようと事前に検索で調べてみましたが、絶滅を危惧する植物だけあって、写真を載せている人も決して自生地を明かしません。
http://mikawanoyasou.org/data/hagikusou.htm
https://blogs.yahoo.co.jp/aikento33/37840815.html?__ysp=44OP44Ku44Kv44K944Km
https://soyokaze66.exblog.jp/22297474/
見たい,写真に撮りたいだけで、決して採種したりしないのですが、絶滅危惧種を大事にしたい者にも手がかりは得られず、ならば探しながら歩いてみようと思った次第です。海岸に近い砂地に自生するが、恋路ヶ浜にはもうないという記事がありそこはスルーして歩きました。
このウォークで後半時間がなくなり必死で歩いたのは前述したとおりですが、ハギクソウを探しながら歩いたことも大きく影響したはずです。(^^ゞ夫にも写真を見てもらい2人の目で探しました。
こんな葉っぱを見つけるも遊歩道のそばにあるはずもなし。モコモコしすぎ。
形は似ているが葉が薄い。わりとたくさんあったし。。トウダイグサ科ではないね。
3月のこの時期に赤いかどうかもわからず、不確かな知識で探しても無理だったみたいですね。それにそんなに簡単に見つかるようでは絶滅危惧種ではないでしょう。しかも遊歩道からは外れないで歩いただけですから。
もう最後には赤いというだけで写真を撮った(笑)まるで関係ない植物です。↓


かくしてハギクソウは私にとってやっぱり幻の植物と相成りました。

追記
休暇村伊良湖で保護して育てているところがあるそうです。
https://www.qkamura.or.jp/irago/blog/detail/?id=18516
「自生地自体が機密なので一般の方がお目にかかれるのはここだけ」だそうです。
今回のコースからはかなり離れていたのでまたの機会にね。。
3/9   昨日は朝5時過ぎに出て一番電車に乗って大阪上本町、鳥羽経由で渥美半島の伊良湖に行きました。
始発電車はまだ暗いうちから、寒い中、沢山の乗客が乗っていることにまずびっくり。阪神電車を乗り継ぎ大阪上本町6:50集合です。ちゃんと調べてはありましたが、どれかの電車が遅延するとたちまち間に合わなくなるからちょっとドキドキでした。
無事合流。そこからは「かぎろひ」という特別列車に乗ります。近鉄。
 
旅行社はクラブツーリズムですから親会社の近鉄の特別し立て。クラツーは特別な豪華バスとか持っていますが、この列車も会社名をペイントしてあり、ここの旅行専用に走る列車のようです。一般の乗客はなし。乗り心地もよく優雅な気分になりますが、途中の駅でなんども特急待ちをして追い抜かれ、その意味ではゆったりしている列車でもありました。新幹線の「ひかり」に乗っていると何度も「のぞみ」に追い抜かれますが、まさにそんな感じですね。(笑)
鳥羽港からフェリーで50分。

大きなコンテナ船と遭遇
伊良湖に着いたら4時間余の自由ウォーキング。地図を片手にどこへ行ってもよいのですが、ここは今菜の花畑で有名ですからそれを外す手はないでしょう。灯台のある岬をまわり恋路ヶ浜を歩き、そこから菜の花まつりの会場まで歩きました。それが遠くてね・・・途中階段を180段も下り、と言うことは帰りにそれを上るわけで、それを考えるだけでもうんざり。
4時間もあればと途中のお店で大アサリの入ったお食事で1時間ちかくも費やしてしまったので、余計に後半が大変でした。あんなに遠いとは思っていなかったのです。菜の花会場に着かないのにもう帰り道のツアー仲間と出会うし、まだですか?と聞くとこぞってまだまだですと答えるし。帰りは1時間半を見ないと間に合わないと夫は先に先にと行きます。なんとか着いたけれど滞在時間はわずか10分。ゆっくり写真を撮る間もありませんでした。
バスはないのですか?タクシーは?と期待して訊いてみたのですがいずれもナシ。来た道を必死で帰りましたよ。
途中近道をしたので1時間で帰れてほっとしました。立ち止まって休むともう歩けなくなる気がして必死でした。
フェリー乗り場に着いて食べたアイスクリームのおいしかったこと。
恋路ヶ浜
途中岩穴を覗く 日出(ひい)の石門
菜の花畑まで行ったという証拠写真です。。
幸せの黄色いポストだって。
お父さん待って〜〜 
   
それでも私は釣り人がいれば写真を撮り 砂がきれいだと写真を撮ったのでした。

お知らせ
明日から始まる神戸市展に私の写真が1枚展示されます。おついでがありましたらお寄り下さい。
第44回 こうべ市民美術展
3月10日〜16日(土) 10:00〜17:45 11日は休館 最終日は13:30まで
場所・原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)王子動物園南側

     タイトルは『蒼き煙』 これもベトナムでのスナップ写真です。入選。

3/7   お天気は短い周期で変わっています。明日は菜の花ウォークに出かけますがお天気がよさそうなので楽しみです。

今日の庭は黒花特集
花で黒に近い黒というのは少ないと思いますが、そんな中でも黒花を集めてみました。

クリスマスローズで黒と言えばもっともこれがそれらしいですね。その名もルーセブラック。
もう一つ黒の八重として買ったものがありますが、そのつぼみは黒よりも濃い赤紫に見えています。今のところ。こんなのだったかしら?花が開いたらアップしてじっくり見てみましょう。
ビオラの仲間では庭人さんのビオラからバレリーナ。花びらが踊ったようになっていますが色は黒い。
右がバレリーナ
左は今期花友さんからのプレゼントで来たブラックスクェアー。これも黒い。
後は黒花フウロソウぐらいかな?
 3/2 暖かくなってなんだかウキウキ、庭仕事がしたくなります。(^^ゞ今日はずっと外にいました。
風邪もやっとおさまりましたが思った以上に長引くのはトシのせいでしょうかね。

クリスマスローズがたくさん咲いてきました。我が家のそれは開花株を購入した物は少なくて、その割には貴重な品種があるのはZふあんという種まき仲間の集うサイトを通して種を分けていただいたり、そのつながりで親しい方からいただいたお陰です。種からの開花は少なくとも3年はかかります。うちでは手入れが悪くて3年では咲かないことも多くて、そのうち名札がなくなったり、ついていても字が消えていることも多いです・・・
お気に入りのピコの美しいダブルは「ごえもんさん」の名札を発見。
絣模様のようなピンクダブルはどこからは不明ですがZふぁんのお仲間からであることは間違いないでしょう。Cactusさんかも?
数少ないセミダブル、すぐに見えない奥に地植えしていると書いたことがありますが、思い切って花だけ摘んで来て写真をとりました。ね、すてきでしょ?種をくださったかた、ありがとうございます。あとは仏壇に飾りました。
これはたぶんともさんから。
ふたつめのSDはCactusさんからにまちがいなし。
「SDピンク微スポット×DDホワイ」トと書いた札がありました。(この花は傷んでしまっていますが二つ目に期待!)

コロンとした小さな白ダブルや繊細な感じのDD淡いピンクにスポット,一重でも魅力的な花がいろいろ。
この時期は花を持ち上げてにんまりしている私がいます。だってどれも下を向いてつつましやかですが、個性的でかわいく咲いているのですもの。(笑)
 

 

 
ゴールドはどこに行ったのかしら?(泣)