2008年 11月                                                                   花日記topへ
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11/30  晩秋の色。今このあたりの雑木林はきれいに色づいています。もみじの赤や黄色の派手さはないですが、しっとり、落ち着きのある彩りです。思わず見とれてしまいました。近所の公園のそばの山です。
ついでながら一昨日、図書館の近くのイチョウです。あんまりきれいだったのでパチリ。

早速今日植木屋さんが来てくれて、半分ですが剪定をしてもらいました。
さあこれから苗を定植します。幸いまだ暖かい・・・
庭の皇帝様は今なお健在です。このダリアはもう差し上げるべきところには行き渡った感じ。なので今年はさし穂もとらず廃棄処分となりそうです。一度植えると宿根するし、背が高すぎて敬遠するむきもありますし・・・
ビオラ・ブルースワール

明日はもう師走。早いですねえ・・・
11/28  トロパがこんなに生長しました。球根からのはどれもツルののびがよく、てっぺんに届いてしまったので、また、下の方に誘引しようとしています。でもいつものことながらすでにてっぺんはぐちゃぐちゃになりつつあります。(>_<)手前がアズレウム(青ナスタ)次がブラキセラス(黄色)、ここにはないですがレピドムの新顔もこのくらいになっています。ただしタネからのはどれもまだ小さいですが。

下はアジュガだけのコンテナ。花に劣らぬ美しい葉だと思います。でももう株分けが必要そうですね。


今日は調べものがあって神戸市立中央図書館に行きました。ついでにふと思い立って短歌の棚を見ました。このところ母の歌集が思いがけず話題になったものですから。ありました。並んでいました。(^o^)v
『風の通る道』これは第2歌集です。地元がテーマの『須磨の暦日』はありません。なぜかな。あとで寄贈を申し出ようかな。この本こそ出版社の方が目にとめてくださったものですから。
背表紙に名前が書いていないのは失敗かな?と思いました。著者は赤木清香(あかぎきよか)です。
家で本を出して見てみましたらちゃんと背表紙にも名前が書いてありました。下の方なので図書館の整理のシールで隠れていただけでした。よく見たらシールの上に少しだけ字が覗いていますね(^^?
これはもう少し上に書くべきでしょうね。
11/26 寒さはこのところ一段落で、過ごしやすいお天気です。庭仕事はいくらでもあるのですが今日は朝からお出かけでした。苗を定植する前に、庭師さんに来てもらった方がいいかと思ったりしています。その方が作業がしやすいですよね。双方にとって。剪定すると日当たりもよくなるし。急いで連絡してみようっと。
菊の季節がもう終わりそうなので載せておきますね。だいたい菊はつくらない主義なんですけれど、何年も放任しているにもかかわらず、毎年忘れずに咲くたくましい小菊です。家の裏に追いやられています。
水もほとんどもらえなくて葉も傷んだまま・・・でも花はきれいなんですよね。。せめて年に一度ここに載せてあげましょう。


今日の門前のハンギング


先日亡くなった母宛に東京の出版社から手紙が来た話を書きましたね。その後です。
丁重にお礼を述べ母がすでに他界したことを伝えました。図書館で母の歌集を見て下さって注目してご連絡くださったそうです。他の本も見たいとのことで手元にあったもう2冊を送りました。それについて「原稿審査担当部門にて丁重に拝読しできばえやおもしろさを評価申し上げると同時に、公共性、刊行の意義、社会的ニーズ、最も大きなファクターとして読者獲得の可能性を検討いたしました」として詳しい作品の講評をいただきました。

ふるさとにあって常に仰ぎ見てきた弥高山(やたかやま)が母の歌には多く詠まれています。
以下書いてくださった講評から弥高山の歌に関しての一部を引用させていただきます。

・・・そこには山の姿、そして作者の清らかな心をそのままに詠んだ印象深い歌が多い。『陽の落ちし津々羅の里にふり放けて仰ぐ弥高は天にさやけし』、「ふり放けて」は、万葉集によく使われるが、その意味は“遙か遠くを望む”“ふり仰ぐ”である。作者の弥高山に対する敬虔な思いが、この行動を示す古語によって見事に表現されている。そして、下の句「仰ぐ弥高は天にさやけし」によって、その思いは昇華するのである。天に向かって幾許の汚れもなく聳える弥高山、それを見る作者の心はすがすがしさに満ちていたのだろう。
『弥高山百首』の序によれば、作者は10代で歌を詠み始めたが、神の山を詠むにはあまりにその対象が大きすぎたために、「試みたが、どうしても収まらなかった」のだという。それから数十年後のある日、「山霊に洗礼されたように」不思議と収まるようになり、それからは堰を切ったように珠玉の賛歌が出来たというのだから、なんとも興味深い。山を敬い、心から愛する作者にだからこそ、山は全てを披瀝してくれたのかもしれない。・・・後略

「豊饒な味わいを湛えた魅力的な作品群であり、数多あるという「本に出来なかった歌」にも興味が尽きず、既刊本から精選した作品に未発表作品を加えて集大成的な作品を編むことをお勧めしたい」
とありました。
思いがけず身に余る講評をいただきいささか驚きました。専門の方にこのような評価をいただいたことは光栄でありますし、大変うれしいことでもあります。
これまでは自費出版でしたが、流通に乗せた「全国規模での出版」ということだそうです。
作品を選び構成することは素人の私にはとうてい無理なことだと思いますが、実現の道はないものか考慮中です。
このHPのトップページに「るりいちげ」をつくっていて、ここに母の短歌をまとめたいと当初から思ってはおりましたが、歌が多すぎて、私には荷が重すぎて、ずっと工事中のままでした。未発表の作品群があるので遺稿集としてwebでまとめるのも今風でいいかもと考えておりました。
もしこういう形で実現できれば長年の課題が一気に解決できるのですが・・・
先日の7回忌で、こんなお声がかかったよと亡き母に伝えてきました。(~。~)
11/24
実家の庭に咲いていたオビトケノコンギク

昨日、母の7回忌のため岡山の郷里に帰ってきました。海抜600mの高原で、先日の寒波ですでに雪が降ったそうです。空き家はわびしく、この寒い時期に泊まる気もしなくて日帰りでした。
法事開始を前に、家の掃除から始まって、お墓の掃除、花入れ、お料具の準備もあって、大忙し。家族で分担してフル回転でした。もうお寺さんが見えてから、しまった、お団子を忘れていた!あわててだんご粉を耳たぶの堅さに捏ね、どのくらいの大きさですか?どんなに盛りつけるのですか?とお寺さんに聞きながら。そうしたらお坊さんが手伝いましょうと盛りつけをやってくださったのですよ。
これまで近所にいる本家のおばさんがこういうことはよくやってくれていたので私はなんにも知らなくてすみました・・・そのおばさんも年をとり、もう寝たきりに・・・悲しいけれどこれが現実です。。
お料具はふたつ、かわいいお膳に精進料理を盛りつけて、これはまあうまくできたかな?と思います。(~。~)


郷里へ帰る途中にある天神峡。もう赤系の紅葉は終わってこんな景色でした。川は小田川です。
私の実家はここからさらに20分ほど山を上ります。


久しぶりに畑に行きました。今日雨が降る前です。
やっぱり・・・またか・・・(>_<)
先日の大寒波で悪い予感はしていましたが、畑の皇帝様はこんなお姿になっていました。。ここは霜が降りたのですね。同じ神戸市内で、車で20分ほど北へ走っただけのところなのですがね。。
ちなみに自宅庭のダリアの葉はまだ緑で、花も咲かせています。
畑にはもう植えられないねとしょんぼり夫と話したことでした。



 
11/22 この時期になんとカンパニュラ・パツラが咲きました。花茎がふにゃふにゃで頼りなく、初夏の姿とはまるでちがいますが、やっぱりパツラ〜
これはね、ひとりばえしていた芽を拾って育てていました。ちなみに秋まきのパツラはまだ小さい苗です。







この色が気に入って昨年に続き、またタネをまきました。
ビオラ・ローズピコティです。いい色でしょ(^^?
つぎつぎに咲いてきてうれしいです。










アプチロン2種。
左のアプチロン・ベラの色が濃くなりました。夏はかなり白っぽかったです。そろそろ剪定してビニールを着せてあげましょう。右は勢いよく伸びるチロリアンランプ。かわいいのだけれど思い切ってバッシバッシと枝を切っています。

今日は いくぶん寒さがゆるんで園芸日和でした。市民花壇にはパンジーとチューリップを植え込み、春の準備ひとまず完了です。家の花壇?まだ・・・です。。
11/20 昨日BBSですでにお知らせしましたが、皇帝様が強風で1本ポッキリ折れてしまいました。寒いと言ってもまだ霜は降りていませんで、ここに至って折れるとはまことに残念。
 
道路までははみ出していなかったのでひと晩そのままにして、今日切りました。
下から1.74mのところで折れ、先は3.32m、総丈5,06mでした。
えらいものです。1本ないだけで2階のベランダから見る景色が変わってしまいました。
 お花を切り取って花瓶に入れました。ほんのり良い香りがするのですよ。こうやってそばで見ると思わぬ発見もあります。この花の直径は18cmでした。何年か前、定規を写し込んだ時は20cmもあってびっくりしたものです。
お仲間の情報では、やはり折れたという人、早くも霜に当たってダメになった人もあるようです。(TT)
開花時期が遅いのでひやひやさせられます。。

下はバラではありません。椿です。この冬第1号。


11/18
天気予報の通り、寒くなりました。風が強く近畿では木枯らし1号だそうです。
皇帝様が風でゆれるとギシギシと音がするのですよ。下の方は支柱にくくりつけていますが半分より上は支柱も届かず、揺れるがまま・・・
全国の天気図に雪だるまのマークが増えました。冬の到来です。
 サザンカの花をみつけました。これが咲くとやっぱり冬・・・
プリムラの苗も大きくなってきました。↓


こんなスミレがすくっと立っています。こんなに小さかったっけ?名札もなくしてしまいました。パンダスミレだったかな?
バックの赤い実はモチの木です。
11/16 本日は畑特集です。と言っても昨日撮影分。(今日は雨)
 
季節はずれだと思うのですがエキウムのブルーの花が咲いています。ひとりばえの芽を見つけて植えていましたら今ご覧の通りです。右もこの時期に?と思われるバーバスカム。やはりあたたかいのでしょうかね?
これらやペンステモンなどもう立派な株に育っています。
さて畑の皇帝様も見て頂かなくてはなりません。前にも書きましたが自宅と畑では気温が違うらしく、ダリアの開花も自宅より3,4日遅れと言ったところです。昨日やっとこのくらいでした。
道路から一段低く、それでも花ははるかに上にあります。
パイプに掛けている長い柄の鍬の長さで高さをご想像ください。
霜が降りるのはもう少し待ってほしい。。

下は皇帝様のおみ足です。(~。~)




キタテハ
 キチョウ
まだモンシロチョウやキチョウがひらひら飛んでいました。もう大丈夫かとキャベツや白菜のネットを外してしまったのですがね。キタテハがとまっているのは葉ボタンです。これは昨年からの持ち越し株。つまりほったらかしにして踊り葉ボタンになったもの。羽の色を引き立ててくれる絶好の背景を選んで?とまってくれたではありませんか。(笑)
キチョウは目も黄色というのを教えて頂いて、以来、目にピントを合わせようとします。が、これがなかなか難しいです。まあまあの出来でしょうか。
11/14 皇帝様全景

 全景、といっても上の方だけですが、こんなふうに咲いています。
早くも花びらが散りかけているのもありました。









 
花が確認できたものからハンギングをつくっています。これはビーコンmixからの2色とアリッサム、それにネメシアをいれました。右の株をみてください。白い根がうまく張っています。まだぐるぐる巻きになる前の今が植え替えの適期ですね。これはみもとのビオラを自家採取したタネからです。これは気に入っているので「みもと赤」と札をつけて育てました。名前は知らない・・・
アリッサムはご覧の通り日当たりの良いところのは花盛りです。今年はパステルカラー。ハンギングでも花壇でもメインの花を引き立ててくれるのでこれは重宝します。
 
11/12 一気に寒くなりました。皆さんのところはいかがでしょうか。
今もエアコンの暖房を入れてます。ポット上げや定植が遅れ気味です。急がなくっちゃ。

さて今日は待望の青空です。皇帝様を見てやってください。





今日外にいたら「これは何ですか?」「へぇ〜ダリアですか」という会話を何人のかたと交わしたことでしょう。
中には「そろそろかと思って見に来た」というかたもいらっしゃいます。
昨年より1m以上高くなって、見上げてばかりいると首が痛くなります。10倍ズームのデジカメがこんな時こそ大活躍してくれますのよ。

トルコ紀行やっと完結しました。書きたいこと、お見せしたい写真がいっぱいあって、ついつい長くなります。m(__)m
よろしければおつきあいくださいませ。「花の旅」の中です。
11/10 今日は雨こそ降らなかったけれどどんよりした空。これでは皇帝様の輝くお姿は撮れません。。
よいお天気の日に、またね。
 夏の花と思っていたペンタスが、まだ元気よく咲いています。この色お気に入りだったから、長く咲いてくれるのはうれしいです。ただコンテナの植え替えが進みません。。ここにはジキタリスパムズチョイスを植える予定なのですが、もう少し、ポットのままでいてもらいましょう。






トロパがもう上の方に行ってしまいました。やっぱり下のほうの巻き付きが不十分です。うまくいきませんわ〜

支柱が太いとまきつくのが大変そうで、3mmぐらいの太さがいいですね。上の写真は材料が不足して平たい竹籤をつかいました。
これでは巻き付くのがやっとという感じです。ちょっと気の毒・・・上に登る習性があるのに無理矢理横に這わせるのは結構大変です。
11/8 1日お天気が悪く、せっかくの皇帝様も冴えません。。
ざっと数えてみましたら11個咲き、半分くらいのが8つ見えました。(4本立ち)お天気が回復すれば一気に開花も進むでしょう。
ベランダから撮影。







雨なので育苗箱で咲いた花をデジしました。
 
モルフォ                            ビーコンmixより
 
みもとビオラ 自家取りより                 ネメシア   いただきものより

前回のブルーの目玉の花、なにか思いあたるようなと思いましたら、な〜〜んだトルコのおみやげ品にこんなものがありました。安いのですよ。キーホールダーで1リラ、90円程度です。魔よけになるそうです。
どうですか?

なおトルコ紀行はその4までアップしました。この目玉も出てきますよ〜
11/6 皇帝様がついに開花しました。昨日、11月5日第1花。昨年は11月8日、その前は11月5日、その前は11月12日でした。まあ早いほうになりますね。今年は台風もなく順調にここまで来ました。高さはこれまでで最も高いです。首が痛くなります。。写真はズームで撮りました。
本日は3つ開いています。 
今日は来年のオープンガーデン開催にむけて’09実行委員会の第1回の会議があり花と緑のまち推進センターに行きました。私はもう出来ないかと何度も思いながら・・・まだ元気でいますので断る道理もなく、また運営委員を引き受けてしまいました。忙しくも楽しいことをやっていましたら病気の方が逃げていくかも。。よね(^^?
秋のセンターの庭はレオノチスのオレンジと、アメジストセージの青がとてもきれいでした。
 
レオノチス(ライオンズイヤー)              アメジストセージ(メキシカンブッシュセージ)

おや 珍しい花
名札を見ました。
グロブラリア・サリキナと書いてあります。ブルーの目玉ですね。(笑)









 
サルビア・インボルクラータ(ローズリーフセージ)     ツワブキ
11/4 エンジェルストランペットの花がたくさんぶら下がっています。夜はよい匂いが漂います。でも花が多い今はちょっと強すぎるかも?もっと小さく仕立てられればいいのですが・・・皇帝様もそうですが狭い庭に大きなものばかり・・・・・・
その皇帝様ですが夫の報告では今日ピンクの花びらがぺろんと出ていたそうです。私はまだ確認できておりません。
市民花壇のダリアはひとつ、花びらが数枚出ているのを見ました。いよいよかな?(^・^)
まだ日中はあたたかくて助かります。


 
ダージベルグデージー                   コリウスが真っ赤になりました。
11/2  
11月に入りました。早いものですねぇ。秋真っ盛り。市民花壇の仲間9人で柿狩りと芋掘りに行きました。
柿園は車で20分ぐらい走るとあるのですよ。神戸市内とは思えないほどののんびりした山里が広がっています。柿は食べ放題と言ってもそんなに食べられるものでもありませんで、どう頑張っても私は4個でした。入園料は700円。持ち帰りはキロ400円。じつはこの続きの山でたねまき宅はもう何年も前から柿の木のオーナーになっていて松本早生1本まるまる収穫できるのでこの日は4個食べただけです。まあ花壇の仲間との楽しみですね。その後うちの畑に行って芋掘りをしました。下の写真です。
大きさ?中程度でした。。大根やサンチェ、春菊、ラディッシュ、ナスなどもおみやげに。
よいお天気で、みんなにも楽しんでもらえて良かったと夫は申しておりました。


 
柿園のそばにあった花。何だろうと帰って調べてみました。花はコウヤボウキに似ているのですが「低木」とかいてあるのでちがうでしょうか。右が全景。草に見えますよね。どなたか教えてくださいませ。

 これはウラギンシジミの♀ですね。シジミチョウにしては大型です。羽を広げた写真は撮りにくいのですがうまく広げてくれました。羽が角張っていて裏は銀一色です。
(模様がオレンジだと♂になります。)

トルコ紀行、やっとその3までアップしました。
「花の旅」の中をのぞいて下さいね。あとカッパドキアとイスタンブールで完結です。
旅のまとめにもなりますし、結構楽しんで書いております。ちょっと時間がかかっていますが・・・m(__)m