2005年5                                    写真はクリックすると大きくなります                                         花日記top


5/31
今日はピンクでいきましょう。
 カンパニュラ メイ。花の頭が重すぎるのか倒れかかるので支柱にしっかりくくりつけました。すごい花つきです。
ポピーはT&Mの種からで、種袋はすべて八重咲きの豪華な絵がついていたのですが、一重のごく普通のものが多かったです。株はとても大きくなりすぎて風が吹くと倒れまくり・・・でもうすい紙のような花びらは魅力的ですね。今日花壇を整理するために切り花にして食卓に飾り、ご退出願いました。
 近所に関東系の大きいホームセンターが出来、のぞいてみました。園芸部門はとくに力を入れているようで楽しみです。しっかりした花苗が48円で売られているのはショックですねえ。だって私は半年近くかけて苗を育ててやっと咲かせるのですよ。でも私の育苗とは守備範囲がちがうのでまあいいか・・・
エッ!明日は6月。
5/29  今日は昔の学生寮時代の同窓会に行きました。あれから実に40年!あの時できたてのピカピカだった建物は今は古びてそのままあり、多くの学生たちを送り出してきました。今日集ったのは100名余。うち知り合いは草創期のごく一部にすぎませんが、久しぶりにチャペルで讃美歌を歌い、心が洗われるような、時代を超えて心がひとつになれるような、そんな歌声が響きました。このかわいいバラが寮の入り口で迎えてくれました。右は現寮母さんが丹精こめて花を育ててくださっている前庭の一部です。母娘二代がここで過ごした人もいて過ぎ去った年月を感じました。現役の寮生のお部屋も見せていただきましたのよ♪
5/27 バラの季節ですね。数は少ないですが我が家のバラをご紹介しましょう。
左はピエール・ド・ロンサール、花びらの重なりが優雅です。まんなかがほんのりピンクもまたすてき。一昨年でしたか、これを買いにわざわざ枚方の京阪園芸まで行きました。
右はバレリーナという小輪のつるバラで、とても花つきがいいです。これは昨年宝塚の植木市で大苗を求めましたが、実は春に黒点病が出て、バラの初心者としてはオロオロいたしました。本来はもっと見事な咲きっぷりを見せてくれるはずだったかもしれません。
5/25
 桂林の山水画の世界に遊んできました。そこには掛け軸で見るそのままの景色がありました。夢の世界・・・。
 下左は木綿花の種。たんぽぽみたいに綿に包まれふわふわ飛んでいます。中に黒い種がひとつ。大きさは径5cmぐらい。これは広州の市花で三月頃大きな赤い花を咲かせるそうです。見上げるほどの大きい木です。二番目はたまご花と言うそうです。とてもよい香り。落ちている花を集めて炒り、お茶?に入れる?。散策に来ていたご夫婦が身振り手振りで一生懸命説明してくれました。謝謝。(広州蘭園)
 右の二枚は桂林の畳彩山に登る途中で見つけた野生のホウセンカ?。全山至る所で咲いていました。右はマメ科としかわからない花。いずれも初めて見るものでした。桂林の町を一望出来る小さな山ですが登ると汗がドバッーと吹き出しました。桂林は今ちょうど雨期、蒸し暑さもとびきりでした。「雨の桂林」と言われるように雨の日にこそ、その最高の美しさを見ることができるそうです。
 昨今の情勢の中で日本人観光客はごく少ないようでしたが、私達が接した中国の人たちはみんないい笑顔で、私はこの人達とよい友達でありたいと心から思いました。
5/19
 薔薇屋敷のM夫人が大きなバラの花束を抱えておいで下さいました。豪華なプレゼントです。ひとつひとつの名前はわかりませんが色といい、花びらの重なりといいなんて美しいのでしょう!3番目はもしかしてうわさの青いバラ?良い香り。うっとりです。この倍量いただいたのですが、半分は今、体調を崩している近所の友人に持って行きました。この素晴らしい花を見て早く元気をとりもどしてね。
 都合により次回の更新は5/25になります。
5/17 さわやかなよいお天気が続きます。でも明日はメイ・ストームですって。風はご勘弁。だって背の伸びた花たちが倒れてしまうのですもの。
今日はビオラを一部片づけました。まだ半分もできておりません。ボチボチやりますね。
左はピンクシャンパーニュというキンギョソウです。とてもきれいな色で、通る人がみんなが誉めてくれます。小さい時に芯を摘むと4,5本も茎が上がってがっちりとした豪華な株が出来ました。ヨシっ、来年もこれでいこう!
右はまた青い花、デルフィニューム、ちょうど見頃です。
花の形が違うタイプのデルフィもありますが、それも青ですよ〜。バラの蕾がふくらんできて楽しみです。
5/15 お花アップシリーズ続き。
 左は黒花ふうろですが黒といってもこの程度の黒です。背がかなり高いです。昨年北区のM邸で見て印象的だった花で、O植物園から取り寄せました。茎が林立してきたらきれいだろうと思います。今年はまだ2本です。
 右はシオヤキフウロ。山野草のSさんに教えてもらいました。ほら、葉をさわるとにおいがするでしょうって。とてもかわいい花ですが1度植えたらそこら中に生えてきて・・・でも抜けなくって・・・今年はもうびっしりこの花が占領しています。
 ビオラが終わりかけていつ抜こうかと思いながらまだですが、もう花柄摘みがとても追いつかなくなりました。オープンが終わって気がゆるんでいるからかも?
あす友人3人来訪予定。しっかり見てもらってから片づけますね。
5/13 よいお天気ですがこのところ肌寒く感じます。気候に体がついていくのも結構大変ですね。
左はガラクトーシス・トメントソーサ。難しい名前の花が増えてきました。アザミのようなトゲトゲが痛いので少し奥のほうに植えていますが、小さいときから葉に白がくっきり混じってとても目立ちます。その上こんなにきれいな花が咲きました。右はエキウムです。拡大するとちょっとピンぼけですがなんか雰囲気があって自分では気に入っています。花びらの上部の流れるようなスジ、しべの動き。ほわ〜んとした美しさです。蕾の時はピンク色なのもいい感じ。
5/11

たねまき宅


伊豆 アンシャンテさんの庭

北区M邸

チェルシー

風雅舎
 これがlychnis flos-cuculi。 スコットランドから買ってきた「もっとも美しいワイルドフラワーのひとつ」と言われる期待の種から花が咲きました。9/16播き。切れ込みの深い繊細な花びらが風に揺れていい感じ。
 ところがこの時期、よく似た花をあちこちでみることになりました。「カッコウセンノウ」とあります。Zephyrusさまにおたずねしてその学名がlychnis flos-cuculi、日本でも昔からよく育てられている宿根草とわかりました。原産地はヨーロッパ。私は初めての珍しい花としてかなり力を入れて育ててきたのですがねえ・・・。それからというもの、伊豆オープンのお宅で、東京は日本橋三越のチェルシーガーデンで、そして今日は風雅舎の売り場の下の地面に1人生え、さらに北区のM邸で・・・もう軒並みです。
 でも、でも、ここにあげたお宅やショップはどれもがこだわりの、あるべくしてあるにふさわしい場所ばかりなんです。だからやっぱり「珍しい花」でよかったんだと思っています。
 「スコットランドの珍しい花だからね」と苗を差し上げたみなさん、まあ、きれいな花が咲いたから許してね。
5/10



 昨夜遅く東京から帰ってきたので、日記が1日遅れました。ごめんなさい。目的のひとつ、伊豆高原のオープンガーデンに行ってきました。インターネットを通じて交流のある団体です。マップを送っていただいて、是非行ってみたくなりましたの。どこのお庭も雑木林につながっているような広大な敷地にすてきなお宅。お庭はオーナーの個性が見事に生かされていて、見応えがあるものでした。自然を生かしてこんなにおしゃれに、楽しんで花と暮らせるなんていいですねえ。
バス4台が別々のコースで、7,8軒を巡ります。地理の不案内なものでもこれは助かりました。
 左は当日奥様がバスガイド役を務めてくださった代表のM邸。山(庭)の斜面を回遊できるように作られていて大きなモチノキがそびえ、石造りのこだわりのオーナメントが配されています。右上は白い洋館に広い芝生、奥様が外国で買ってくるという種からの珍しい花がいっぱい咲いていました。右下は40Mものウォール花壇。つまり道路に面した石垣に沢山の花を植え込んであります。ヒメツルソバとエリゲロンをメインにびっしり。どうやって手入れをするのでしょうか。ウーン、その発想に拍手です。あとで伊豆オープンガーデン訪問記をUPする予定です。
5/7

 どんどん花が咲いてupが追いつきません。
 左はこれもシレネですが立性。スコットランドからきたSilene alba White Campionです。たまにピンクの花が咲いています。しっかり立つので使いやすいかな。
 右はもう常連になったカンパニュラ・パツラです。秋まきで次の春にはちゃんと咲いてくれますよ。これは種が小さくてほんとにちっちゃい芽からスタートです。しかも成長が遅くてね。でも春を待ちかまえていたように、急に大きくなってたくさんの花をつけました。昨年白が出て、意識して白の種を取りましたら、今年は白の株が多いです。でも全部が白になるわけではない?(確証はないんですけれど。)マラコイデスでも白の種からピンクが出るのと同じかもしれません。
 3日ほど留守にします。水やりが気になるのでいつものように助け合いセンターにお仕事としてお願いしました。助かります。安心して関東を楽しんできますね。
5/5  モッコウバラが盛りです。これは植木鉢に植えていたけれど、底穴から地面に根をおろし動かなくなってしまいました。まあいいやってところです。いっしょにクレマチス・アーマンディーがからまっているけれどこちらは今年花がつきませんでした。why? これより上はモチノキに登るしかないんだけれど、植木屋のおじさんに叱られそう・・・
 右はピンク・シャンパーニュというZふぁんの共同購入のキンギョソウです。きれいな色でしょう。左後ろは前に登場したウスベニカノコソウです。
 5月5日こどもの日。この日に生まれた息子がいます。といっても大人なんですけれどね。ちっとも帰ってきませんのでこの「花日記」から“オメデトウ”。
5/3
 今日は絶好の行楽日和。電車に乗ったら、はしゃぐこどものそばでお父さんがこっくり、こっくり。ほほえましい休日風景ではありました。我が家にもそんな日、あったよ〜。
 珍し系の花をご紹介しましょう。左は初めて育てたレーマニア・エラータ、待ちに待った開花です。オープンには間に合わなかったのですが「珍しい花ですよ」「きれいな花ですよ」といっぱい宣伝しておきました。
 右はT&Mのシレネ・ドワーフ・ピンク・スターです。切れ込みの深い花びらがステキ。、こんもりまとまって、やさしい色もいい。苗がたくさんできてふんだんに使ったのでこの春の我が家の庭を特徴づけたものになったかもしれません。種とりに励もうと思います。まだこのあたりの園芸店では見かけませんからね。
5/1

 今日から5月。五月晴れにはほど遠くて午前中から雨です。久しぶりなので植物には恵みの雨ですね。
左はティアレラ。一昨年から暑さにも寒さにも負けないでこの時期とても美しい花を咲かせます。大好きな花です。右上、煉瓦から顔をだしているのが白山吹。前につやつやした黒い実をお見せしましたが、これがその花です。
下はアスペルラ(タマクルマバソウ)です。じみではありますが小さな花が集まって丸くなって咲く姿はかわいいものです。毎年つくってもあきない花。
 4/9、イギリスで見たローンデージーについて日本で流通しているイングリッシュデージーとはちがうものなのか、この場でおたずねしましたが、わからないままでした。私が師とあおぐZephyrusさまにきいてみましたところ、明快な回答をいただきました。答の鍵はその名の「ローン」にありました。つまり芝生と一緒に何度も刈り込まれるため大きくなれないらしいです。過酷な状況のなかでもけなげにかわいい花を咲かせるたくましいデージーでもあるのです。Zさまもイギリスでこの小さい花に魅せられ早速種を取り寄せて播いてみたところ背丈の高い普通のデージーが咲いたんですって。実験済みというのがすごいところです。これで私も胸のつかえがおりました。ありがとうございました。みなさまにもご報告いたしますね。